切り花を買えるところがとっても増えましたよね。
駅などでもお花屋さんは見つかるし、スーパーなどでも季節の花の花束が手に入りますよね。
大きいものだけでなく、小ぶりでも素敵な花束が手に入ったりしますが、同じ花がたくさんある中、元気な花は何を基準に見つけられるのか?
どんな花が良い花なのか選び方はあっているのか?
また買ってきたお花に最初にすべきことは?
良い花は何か適切な扱い方があるのか・・・
そのお花をきれいに見せるには?
いろいろ知らないことがありますよね。
色々なテクニックがあるのでご紹介します。
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目次
切り花の選び方 元気な花とは?
一番きれいな時期を過ぎていないものを選びましょう。
見た目がきれいなので満開の花も店頭に並んでいたりしますが、そういう花はもちろん買ってから日持ちしないですね。
切り花を長持ちさせる方法はこちら
⇓ ⇓ ⇓
でご紹介していますが、ピークを過ぎているお花ではいくらいろいろな方法を施しても元気にさせるのも難しくなります。
切り花の選び方でチェックすべき点は?
* 葉が新鮮で明るい色であること → 葉がしおれていたり黄色くなっているものは避けましょう。
* 花の状態はつぼみか、これから先始めるところ → 満開の花ばかりのものは避けます。
切り花を元気にさせる方法
切り花をできる限り長くきれいに保つための処理方法をご紹介します。
切り花を買ってきたら最初にすべきこと
1. バケツに冷たい水を入れてすべてのお花の茎を一時間ほど付けておきます。
2. しおれている花は取ってしまいます。
切り花に冷水と温水を使った処理
枝もの、茎が木のようになっている花に有効な方法です。
熱湯を冷水を別々のバケツに用意しておきます。
熱湯(沸騰していない温度のお湯)に切り口を10秒ほど付けておきます。
次に冷水に戻します。
枝に温度差のショックを与えることで茎の中に残っている空気を追い出して水を吸い上げやすくします。
葉を取り除く
水につかる部分の葉を取り除きます。
花瓶の中に葉をそのままにしておくと水が濁りやすくなり、腐って悪臭まで出てきます。
また他の花まで悪くなりやすくなり寿命も短くなります。
枝をつぶす
硬い茎のものや木の枝のような植物(アジサイやライラックなど)は水に接する部分を多くするためにつぶしておきます。
花瓶に生けるのに必要な長さに斜めに切ったら、切り口から2~3㎝の部分をハンマーでたたいて樹皮をつぶしてしまいます。
こうすることで水を吸い上げやすくなります。
切り花をきれいに保つ、きれいに見せるコツは?
1. フリージアやグラジオラスなどつぼみがったくさんついているものは次から次へと咲き始めます。
咲く花がある一方でだめになる花もあるので、こまめに摘み取ります。
摘み取ることで見た目にもきれいで、つぼみが咲きやすくなり花が咲いている期間が長くなります。
2. 花が大きく茎の柔らかい花にはワイヤリング
ガーベラなど花自体が大きく、茎が柔らかく、ボンドのような液が出てくる植物は、花の重さでうなだれてしまいがちです。
こんな花の対処法はワイヤリングをすること!
ワイヤリングはプリザーブドフラワーだけにするものではなく生花にもするものなのです。
26番ワイヤーを用意します。
片方を5㎜程曲げてフック上にしておきます。
ワイヤー反対側は針のように鋭く斜めに切っておきます。
針のようになったワイヤーをガーベラなどの花の中心に挿し、反対側、額のほうへ貫通させます。
フックた花の中心に食い込むぐらいに引っ張ります。
貫通させたら茎をガイドするようにクルクルと巻きます。
きつくまかないのがコツです。
感覚は広くて大丈夫。
そ~っと優しくクルクルと巻き下げてます。
こうすることで柔らかくて、悪くなりやすい茎を強化して花をきれいに維持することができます。
3. 実のものをきれいに見せるには?
ローズヒップ(バラの実)、シンフォリカルポス、ヒペリカムなど実が主人公なのでとにかく余分な葉は取ってしまいます。
4. 雄しべを取り除く
ユリなど開花すると大きなおしべが 出てくるものは開花したら雄しべを取り除きます。
開花したての時はただの大きな雄しべでつるっとしていますが、時間がたつと濃い色の粉が落ちるようになります。
これが厄介なもので手についたらなかなか色が取れません。
服についたら、もう取れないとあきらめるしかありません。
そうなる前に取ってしまいましょう。
取り方は簡単!
まだ、つるっとしていて粉が出てきていなければ、手で引っ張ると簡単に取れます。
うっかりそのままにして粉が出てきてしまったらティッシュなどで包みこみながら引っ張るとすっと取れます。
そのままティッシュにくるんで捨てて下さい。
おまけ
5. 今、最高の状態を作りたい! ユリやアイリスのつぼみを咲かせたいときに咲かせるには?
お客様がいらっしゃるときなど、ベストの花の状態にしたいのにまだつぼみのままでどうしよう?
なんてときはユリや アイリスなら手でそ~っとつぼみを広げてあげることもできます。
ただし、細心の注意を払って優しくお花を扱ってください。
まとめ
元気なお花の見分け方、お花を買ってきたら最初にすること、お花をきれいに見せるひと手間をご紹介してきました。
どれも簡単ですぐにできることです。
でもこれをすると市内ではお花の咲き具合や持ちが違ってきます。
また、飾っている間も、長く楽しむためにもしおれてしまったお花は思い切って切り取っ足りメンテナンスが必要になります。
でもお家のお花なのでそれほどたくさんでもないのであっという間にできてしまうはず。
ひと手間をかけてあげて綺麗なお花のある暮らしを楽しんでくださいね。
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