お花のアレンジもインテリアもカラーコーディネートで心地よく❢

心地よさは色の配色がすべて!

フラワーアレンジメントでお花を選ぶのに一番

頭を使うのが・・・色ですね。

お花だけを見て「あれもかわいいこれもかわいい!」

そうなんです!! お花はどれをとってもそれぞれ

とってもかわいくて気に入ったものを

どれも入れたくなってしまいますね。

それを全部入れてしまうと、あまりにもカラフルすぎて

落ち着きもなく、まとまらないアレンジになってしまいます。

お花を選ぶ前に色のことが頭にある選びやすくなりますよ。

パープル中心で同系色でまとめたアレンジ

パープル中心で同系色でまとめたアレンジ

ピンクでまとめたアレンジ

ピンクでまとめたアレンジ

花選びに必要なのはお手本になるもの。

それが自然なのです。

お花ばかりでもかわいいのですが

そこにグリーンが入ることでよりフレッシュな

心地よさが得られるのです。


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カラーコーディネート

色のことについてご説明しましょう。

色の三属性とトーン

色彩には色味を持つ色の有彩色と白・黒・グレーの無彩色に分かれます。

有彩色はさらに色相・明度・彩度の3つの要素がありこれを3属性といいます。

無彩色は明度のみあります。

色相
カラーサークル

カラーサークル

無数にある色味のことで上のようなチャートで示されることが多いです。

明度

色の明るさを示す度合いで明るいほど白に近く、

暗いほど黒に近くなります。

彩度

色の鮮やかさを示す度合いです。

同じ色でも濃い色と薄い色では印象が違いますね。

濃い緑なら夏の日差しをたっぷり浴びたような、

薄い緑なら新芽のような若々しさを感じますね。

トーン

色の明度と再度の合わさり加減で印象が違ってきます。

カラーサークル

明度彩度によるトーンの分類

一番右の1つのビビッドなピンクも明度が高いもの(白に近いもの)

明度が低いもの(黒に近いもの)、

また彩度が高いもの(色味が濃いもの)、彩度が低いもの(色が薄いもの)

でどんどん色が広がっていくのです。

どの方向で色を使っていくかで印象がガラッと変わります。

色の組み合わせ

同系色

上のカラーサークルで1つの色の濃淡を同系色といいます。



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濃いか薄いか

濃いか薄いか

濃い色から薄い色へ彩度が変わりますがこの変化だけで

まとめるのが同系色。同じ色で薄いか濃いかの違いなので

失敗なくまとまります。

類似色

カラーサークルの中で隣り合う色を類似色といいます。

類似色

類似色

隣り合う色なので合わせやすいのは事実ですが

似すぎていてどちらも引き立たなくなる危険性もあります。

そんな時は色の彩度(濃さ)や明度(明るさ)を変えた色を

持ってくるとお互いを引き立たせあうこともできます。

反対色=補色

カラーサークルの中で正反対にある色のことを言います。

赤と緑、黄色と紫、青とオレンジなどの組み合わせです。

コントラストが強いので合わせるととっても個性的で

華やかになります。

が、主張が強すぎてアレンジが難しい場合があります。

そんな時は色の分量を7:3もしくは8:2ぐらいに調整

します。すると分量の少ないほうがアクセント色として

機能します。

また補色でも・・・

トーンを淡いものにする=

彩度を低く(やや暗め)明度を高く(白に近く)

にするとやわらかい印象の色同紙になるので

まとめやすくになります。

グラデーション

徐々に色が変わってい行きます。

*色相グラデーション

カラーサークルを移動するグラデーション

*明度グラデーション

色相と彩度は同じで明度(明るさ)の実が変化

明るい色から暗い色へ

*彩度グラデーション

色相と明度は一緒で彩度(濃淡)のみ変化

鮮やかな色から鈍い色へ

花・色を決める

1.メインになる花【フォーカルポイント】を決める。

花の形態:大きな花 バラ、チューリップ、ひまわり etc…

色:メインの花の色がアレンジの基調になる色ですね。

これがメインの色になります。

2.サブになる花を決める。

花の形態:*メインの花よりも小さめ  リシアンサス

ストック、カーネーションetc…

*フィラフラワー  カスミソウ ブルーレースフラワー

レースフラワーetc…

色:サブカラーでメインの印象も変わります。

明度、彩度、トーン、色相グラデーション、明度グラデーション

彩度グラデーションでメインの花に近いものを選ぶと

まとまりやすいです。

3.アクセントになる花

花の形態:小花、実の物,グリーン

ライスフラワー、ローズヒップ、アイビー etc…

インテリアでいうとクッションやインテリア小物などの役割で

視線を集めたり、アレンジのイメージを引き締めたりします。

トーンが強いもの、補色の物を持ってくると同系色、類似色の

アレンジがキュッとしまって、生き生きした印象を与えられます。

でも分量は少な目。これは気を付けて下さいね。多すぎると

アレンジがごちゃごちゃうるさくなります。

まとめ

メインのお花、色を選んだら、サブのお花とアクセントのお花・グリーンを

選ぶだけ。

サブのお花の色の選び方は色彩、彩度、明度それぞれのグラデーション

もしくはトーンで選ぶとぐっとえらび易くなります。

アクセントは思い切った色使いでもOK!

お花屋さんでこれで迷わずお花を選んで

素敵なアレンジが作れますよ❢

是非、楽しんでお花選びをしてくださいね💛



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