つるバラ誘引は沢山咲かせるカギ
12月になるとやっと、つるバラの誘引ができますね~
とげがかなり怖いし、夏のみならず、秋もかなり枝ば伸びるので誘引は大変な作業だけど、
これしないと翌年の4~5月のバラの花の付き具合が断然違っちゃうので絶対、MUSTな作業なのです。
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つるバラの誘引が必要なわけ
つるバラの誘引とは?
誘引とは伸びた枝を誘導して伸ばしてあげること。
上へではなくて、横へですよ❢
結論を言うと、つるバラの場合、誘引すれば沢山
立派な花をつけてくれるのです!
なぜつるバラは誘引すると花がたくさん付くのかというと…
頂芽優勢の性質をうまく使おう!
バラには頂芽優勢の性質があります。
頂芽優勢とは高い位置にある芽に優先的に栄養が送られるというシステム。
そのためつるバラの場合、枝が上に1本伸びっぱなしだと枝の先端にしか栄養がいかず先端しか花が咲かなくなります。
その程度は種類にもよるようですが…
枝はどんどん伸びるのに先端だけしか花がないなんてもったいない話です。
地上から先端までの間には花がなくて間延びして寂しい感じになってしまいます。
そこで誘引の登場です!横に枝を伸ばしてあげると枝全体に太陽の光があたります。
枝全体が一番高い所=枝全体が頂上❢
ということで頂上にどんどん栄養が運ばれるので横並びに花芽が付くのです。
その結果これでもかというほど花がどんどん付いちゃうのです💛
つるバラの誘因をしましょう
つるバラの誘因に必要なもの
1.バラ専用のとげにも強い皮手袋があると良いのですが、作業用の手のひらがコーティング
されて強化されている手袋でも結構大丈夫ですよ。
2.剪定鋏
3.誘引用の麻ひも
と本にはよく書かれていますが、園芸用の緑の針金や結束バンドも大丈夫だと思います。
とげが怖いうえに、枝を一人で抑えながらひもで枝とフェンスやラティスを結びつけるなんて結構難しくて大変なものです。
でも結束バンドなら枝をフェンスやラティスに押さえつけて片手で固定できちゃいます。
長さが色々あると便利です。枝とフェンスやラティスが意外と離れていて短い結束バンドだと届かないこともあるので25~30㎝ぐらいのものもあると安心ですよ。
園芸用の緑の物もホームセンターなどで購入できます。
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つるバラの誘因の時期
誘引に最適な時期は12~1月と言われています。
2月でも十分間に合うともいわれています。
2月にした時も5月にはたくさんのつぼみを付けてくれました。地域によっても違うかもしれませんね。
あまり寒くなると枝が固くなって曲げずらくなるので寒い地域は遅くならないほうがいいのかもしれません。
また、あまり遅くなると、新芽が出てきて芽を傷つけてしますので気を付けたいですね。
つるバラの誘因の仕方
1.葉が残っている場合にはむしり取ります。
まずは葉をとることで庭が明るくなります=下の部分まで太陽の光が行き届きます。
2.枯れた枝、勢いのなくなった古い枝、鉛筆より細い枝などは根元から切り落とします。
花の付いていた枝は2~3節切って整えます。
3.まず太い枝から誘引します。
一番勢いがあり、また太いので曲げにくいこともあるので最初に誘引する場所を決定します。
4.絵だと枝が重なったり、下の枝が上の枝の陰にならないように段々畑状態になるように
並べます。
まとめ
つるバラ一番の大仕事誘引ですが、翌年の春のことを考えると楽しみになります。
とげが怖いし、枝は太いは長いは一人での作業は大変ですが咲き誇るたくさんのバラのことを想像して、ぜひ誘引してみてください。
4月、5月にはこんな光景が待っていますよ💛
でもとげは本当に怖いのでけがの無いように
厚手の服装、長靴、手袋、場合によっては
眼鏡、マスクなどを利用してくださいね。
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