春に咲く花も終わるころには夏に咲く花を植え始めなければなりませんね。
次の季節のために色々イメージがわいてきて楽しいはずなのですが…
夏の暑さがひどすぎてだめにしてしまうこともしばしば。
あまりの暑さに自分も水やりを毎日するのが辛くなりますよね~
雨を待っているうちにあんなに元気だったお花があっという間にしおれて、枯れてしまっているなんてことも。
暑さに強くて、水やりも最小限で手間のかからないお花はないものか・・・?
この2つの条件を満たすものを選んでみました。
お花選びの参考にしてくださいね。
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暑さに強い夏の花は? 一年草のおすすめはこれ
一年草とはその年限りで終わってしまうものです。
お花屋さんにもいろいろで回り、一年で終わってしまうので、失敗してもちょっと気が楽ですよね。
気に入った来年も植えればいいし、ほかの花にもチャレンジできるし、色々試しやすいですよ。
これが意外といっぱいあるんです。
*ニチニチソウ
5月~11月に開花 白,赤,ピンク,紫,複色と色も豊富
鉢植えでは、用土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
かえって、過湿にならないように気をつけます。
庭植えでは、盛夏を除いてほとんど水を与える必要はありません。
*ジニア
開花期間が5月~11月上旬
白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,複色と豊富にあります。
風通しのよい水はけのよい場所で育てます。
庭植えの場合は、降雨による泥のはね返りを嫌うのでバーク(大きめの木くずのようなもの 100均でも手に入る)などで表面の土を覆い隠すとよいです。
乾燥しすぎると花が小さくなるので、葉がしおれたらたっぷりと水やりします。
鉢植えの場合は、表土がからからに乾いたらたっぷりと水やりします。
*ポーチュラカ
開花時期は5月~10月
水はけのよい場所がおすすめ。
西日が当たる特に暑い場所でも平気どんどん成長します。
しかも縦ではなく横に広がっていくので花が絶えないお庭になります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水あげますが、庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
*マリーゴールド
開花時期は4月~12月 とても長いです。
鉢植えは、土が乾き始めたら、たっぷり与えます。
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
*センニチコウ
開花期は5月~11月
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしますが、庭植えでは水やりは、ほぼ不要です。
色のきれいなうちにドライフラワーにしておくとハーバリウムなどにも使えます。
*メランポジウム
開花期は4月~11月
水はけがよく乾きすぎない日なたがおこのみです。
乾き過ぎない! がポイント。
鉢植えは土の表面が乾き始めたらたっぷり水を与えます。
庭上植えは、特に水やりの必要はありません。
真夏に乾燥が続くときは、しおれない程度に水をあげます。
*コスモス
開花期は7月から11月
赤,白,ピンク,オレンジ,黄,複色と豊富な色どり
鉢植えの場合は、生育期間を通して、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
庭植えでは、雨水がかかる場所では、ほとんど水やりの不要です。
弱弱しく見えますが結構丈夫です。
などなど
暑さに強い花 宿根草
宿根草も多年草も毎年花をたのしめますが、多年草は一年中、葉が茂って、毎年季節になると花を咲かせるもの。
宿根草は冬になると葉は枯れてしまいます。
でも根は元気なので春になるとまた葉が出てきて花を咲かせます。
毎年手をかけずに同じようにきれいな花を咲かせてくれるので本当に助かります。
*ゼラニウム、アイビーゼラニウム
開花時期は3月~12月上旬
色も白,赤,ピンク,オレンジ,紫,複色と豊富
日当たりと風通しのよい場所で育てますが、真夏は西日の当たらない場所を選んでください。
過湿は禁物です。
私は水のやりすぎで何度もからしたことがあります。
鉢植えの場合、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりしますが、冬は乾かし気味にします。
庭植えの場合はほとんど不要ですが、真夏に土がからからに乾いたらたっぷり水を上げます。
*フロックス
白、ブルーと夏には最適な色です。
種類(色など)によって開花期はちょっと異なりますが3月から11月
鉢植えは、土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えます。
パニキュラータ種はほとんど水を与える必要がありません。
どんどん大きく茂り花を咲かせ続けます。
我が家のブルーのフロックスも完全に根づいているので本当に雨だけでどんどん成長します。
日光さえ当たっていれば花はなくなることがありません。
*クレマチス
開花期 4月中旬~10月(四季咲きの種類によりちがいます)
鉢植え:鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで、たっぷりと水を与えます。
夏は乾きやすいので、朝晩に2回水やりが必要になることもあります。
庭植えでは、根が完全に定着していれば、基本的に水を与える必要はありません。
晴天が長期間続いて、葉がしおれたら、たっぷりと水やりします。
鉢植えでも庭植えでも、蕾の時期から開花中は、多くの水を欲しがるので、水切れは厳禁です。
我が家のクレマチスもバラの間を器用にすり抜けて育っています。
本当に何もしなくても毎年伸びて花を咲かせてくれる頼りになる花です。
冬になるとつるがカリカリに枯れてしまいますが春には新しいつるが伸びるのでご安心を。
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夏の花 カラーリーフもおすすめ
葉っぱも緑だけでなく、黄色、オレンジ、銀葉などカラフルで花のような彩を楽しめます。
*ツルニチニチソウ
3月下旬~6月上旬(葉の観賞期:3月下旬~10月)
常緑性でつる性のカラーリーフで日陰でも育つ夏のはすぐれものです。
他の植物の葉の茂る足元でも元気に育ちます。
グラウンドカバーや高いところから垂れ下がるように植えることもできます。
庭植えの場合は、根がしっかりと張ったあとは、水やりは不要です。
*ヒューケラ
ライムグリーン、アンバー、銀葉、銅葉など色が豊富なので冬場や夏の花が枯れやすい環境でも花のような彩が楽しめます。
*ミツバ 銅葉 (黒ミツバ)
丈夫でこぼれだねでどんどん増えます。
背が高めなので立体的に楽しめます。
*ギボウシ
花も咲きますが葉を楽しむ宿根草。
葉は大きく斑入りのものなど、涼し気です。
冬になると葉は完全に枯れて事情部分がなくなります。
がまた春になると花出てくるのでご心配なく。
ギボウシも真冬は跡形もなくなりますが春にはむくむくと葉を茂らせて、夏も水やりなしで元気に涼し気な葉を広げてくれます。
まとめ
真夏の暑さにも強く、しかも水やりなど手間が最小限ですむ一年草と多年草(宿根草)をご紹介しました。
暑さに強いだけでなく、それほど手がかからなければ育てる私たちの負担も少なく、花を楽しむことができますよね。
どの花も共通点は、
* 日当たりOK,というより日向が好き。
* 水はけのよいところが好き。
* 鉢植えであれば、土の表面が乾いたらたっぷり水やり。
庭の地植えならほとんどあげなくてもOK。
毎日欠かさず水を上げなければいけないというものは選んでいません。
私は大好きな宿根草をいくつか植えています。
黙っていても厳しい夏を乗り越え毎年咲いてくれるのが魅力です。
一年草もその年の好みに合わせてちょこちょこ変えられるのが楽しいですよね。
一度植えてしまえばあとは楽な種類を選びましたのでぜひ寄せ植えなどで楽しんでくださいね。
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