5月になると一斉にあちこちでバラが咲き始めますね~
前年に花を終えてからいろいろな作業を経てやっと努力が実る時期です❣
冬を乗り切り、すべての作業の結果が試される時期に、この大輪! 花数! のびのびと伸びた枝!
本当に報われる思いです!
色とりどりのバラと香りにに包まれて至福の時を過ごしている方も多いですよね♡
でものんびりしてはいられません。
この花の時期が一段落する6月7月は早速次の花の時期への作業が始まります。
この時期に欠かせないつるバラの作業をおさらいします。
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つるバラ 6月のお手入れ
つるバラ 6月7月の水やり
鉢植えの場合: 土の表面が乾いたらたっぷり上げます。
庭植えの場合: 梅雨時は特にいりません。
梅雨明け後は土の表面が乾いて、枝先がしおれてお辞儀をしたらたっぷり上げます。
病害虫対策
梅雨時は水は上げないのは病気を防ぐためです。
差駐在などの散布は熱くなる前に済ませます。
それでも虫がついてしまった場合は見つけ次第、殺虫剤で対処します。
バラを毎日観察してあげてくださいね。
つるバラ シュートの時期 処理は支柱で
シュートとは?
きれいにフェンスに添わせて横に伸ばしたつるバラですが6月7月はシュートがぎゅんぎゅん伸びてきて暴れ放題伸びたい放題になります。
シュートとはバラの成長の最盛期に株の根元から噴き出すように伸びる若い枝のことです。
一見すれば赤くてつやのある太い枝が株本から天めがけて空を突き刺すように伸びているのですぐにわかります。
花がたくさん咲いた後に花を切ったり、枝を切り戻したりするとエネルギーの行き場がなくなり、この若い目に集中してしまいます。
その結果元気よく伸びてくる枝がシュートです。
つるバラの場合このシュートが翌年たくさん花を付けてくれる大切な枝なのです。
うっとおしいからと言ってバッサリ切ったりしないでくださいね。
要注意!重要!シュートはまっすぐに立てる!つるバラのシュートは曲げてしまうと成長が止まってしまいます。
まっすぐ立てることでそのまま枝をまっすぐ伸ばすことができます=花を沢山つけることになります。
また、立てることで風通しもよくなり病気になりにくく、害虫もつきにくくなります。
新しい苗の場合
前年に植えたばかりの株ならシュートもそれほどたくさんではないので支柱を立てて支柱に添わせて冬まで上向きに束ねておきます。
鉢植えの場合も、庭植えの場合も同じです。
前年に誘引して寝かしつけた元のバラのように寝かしてはいけません。
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そのまま空へ向かって伸ばしてあげてください。
2~3年成長し続けている株の場合
すでに何回か誘引して枝を横に伸ばしているバラの場合、根元から出てくるシュートだけでなく花を付けた枝からもシュートが伸びてきます。
これは1本や2本ではありません。
2m超えるものもあります。
とげが付いているのでとげの森のようになってしまいますが切ってはいけません!
古い枝の処理
シュートが出ている前年に誘引した古い枝を処理します。
全体の3/2を残して、1/3は切り落とします。
シュートは近くにあるものをまとめて上向きになるように軽く紐でまとめて縛っておきます。
誘引は冬の作業。
シュートが邪魔だからと言って夏に誘引(横に寝かしたり横に伸ばしたり)してはいけません。
このままの状態で冬まで待ちます。
種類によっては(我が家のパレードやピエールドロンサール)はもう1度つぼみを付けて花を咲かせてくれます。
つるバラ 肥料 (追肥) で元気なバラに育てます
6月7月のバラは育ち盛りで食欲旺盛❣
5月に肥料をあげていれば必要ありませんが、あげていなければ元肥(植えたときに混ぜた肥料)に加えて追肥(追加の肥料)固形の化成肥料をあげます。
鉢植えの場合の追肥の仕方
1. 落ち葉で覆われたり硬くなった土の表面をしゃべるなどで1㎝程カリカリひっかいてほぐしてあげます。
雑草なども取り除いておきます。
栄養がバラまでしみこむ前に雑草が横取りしてしまします。
2. 固形肥料を置きますが、株本には置きません。
鉢の内側の縁に沿っておきます。
3. 表面を覆うように土を足します。
庭植えの場合の追肥の仕方
1. 鉢植えの時と同じように雑草を取り除き表面の硬い土をシャベルでほぐします。
株本を中心に20㎝程離れたところをほぐします。
2. 庭上ではほぐした部分に先に腐葉土を巻きます。
3. 固形肥料を2の上にパラパラ巻きます。
4. 肥料と腐葉土をシャベルで軽く混ぜて出来上がり。
まとめ
バラはどんどん成長して毎年きれいな花を咲かせてくれますがそれなりのお世話も必要です。
でも決まりきったことなのでそれほど難しいものでもないのですよ~
栄養を横取りされないように片づけて(雑草取り)
腹持ちの良い栄養を沢山上げて(効果が3か月は続く固形肥料)
どんどんシュートを伸ばして(立てたまま)
来年も元気なシュートにお花をたくさんつけてもらいましょう。
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