つるバラ 10月のお手入れと 新しい大苗を植え方

5月初旬からバラの蕾がたくさん付き始めて5月6月初めまで綺麗な花を楽しませてくれたつるバラ。
我が家のつるバラは四季咲きなので7月に入ってさらに蕾を付けて花を咲かせます。

春が一番花付きが良いですが、2回目も結構、蕾を付けて綺麗な花を咲かせてくれています。

8月9月は暑さ対策がメインでした。
詳しくはこちらのサイトを参考にしてくださいね。
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つるバラ 夏の暑さ対策と8月9月のお手入れはこれ 

つるバラ 夏の暑さ対策と8月9月のお手入れはこれ 
4月5月にたくさんのバラの花を咲かせてくれた後に四季咲きのもの6月7月には花がらつみ、シュートのお手入れをしました。 8月は夏...


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10月11月はちょっとお手入れも落ち着いてきます。

そこで新しい大苗を植える季節でもあります。

秋のお手入れと大苗の植え方をご紹介します。

つるバラ 10月11月のお手入れ

水やり

鉢植え: 土が乾いた時だけたっぷり上げます。

地植え: ほとんど水やりはしなくてOKです。

肥料

鉢植え: 液体肥料をたまにあげます。

地植え: 肥料はいりません。

病害虫対策

鉢植え 地植えともに必要です。

害虫: 害虫ではオオタバコガが要注意です。

オオタバコガがバラに卵を植え付け、浮かした幼虫がバラの蕾を食べて仲間で入り込み、どんどん食べてしまいます。

蕾、花びらが食い散らかされて、穴があちこち開いていたり、成虫(蛾)を見つけたら薬剤を散布します。

病気:黒点病、うどん粉病、べと病が発生したら薬剤を散布します。

黒点病

初期症状葉に黒色の小さな斑点が出てきます。

進行すると次々と葉が落ちてしまい枝だけになります。

葉がないので光合成ができず株が充実しないので貧弱な花が少ししか咲かなくなります。

うどん粉病

最初は葉に白いふわっとしたカビの斑点ができます。

進行すると白い斑点が葉の全面に広がって白い粉をかけたようになります。

やがて黄色くなったり縮れたりして枯れてしまいます。

ベと病

葉表に黄色の斑点ができ、進行すると、葉の一部または全部が黄色になって枯れてしまいます。

株の生育も悪くなります。

どの病気も高温で雨と晴れの日が交互に来て、湿度が高くなると発生しやすくなります。

黒や、白、黄色の斑点が付いている葉をすべて取り除き、落葉してしまったはもすべて取りのぞくのがポイント。

病原をそのままにして薬剤を散布してもよくなりません。

新しい大苗を植える

大苗の選び方

私が初めてつるバラの大苗を通販で買ったときは届いた苗を見てびっくり!

ただの割りばしが土に刺さっているような状態でした。

けれど、春にはいきなりどんどん伸びてわずか6か月で立派な花をたくさんつけてくれました♡

春の新苗(子供のバラ)を畑で十分の育てて大人になったバラの木を掘り起こして必要な充実した枝だけを選んで切り詰めて秋にお店に出てくるのがおおなえです。

土の養分を十分とって大人になった株なのですぐに枝を伸ばしてたくさんの花を付けてくれます。

実際に株を見て買うときのポイントは2つあります。

1.株本が太い



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大人のバラなので株本がしっかりと太く育っていること。

そして細い枝が沢山あるものよりも太い立派な枝が最低でも1本あるものを選びます。

2.硬くて太い枝が1本はあり、木のように育っている

枝の樹皮に縦じまがあること。

枝の断面の中央に木の中心の繊維が固まって筋のように入っているものが気になりかけているしっかりした苗だと言えます。

つるバラ 大苗の植え方

鉢植え: 買ってきた大苗が4~5号ポットの時は2周り大きめの7~10号の深い鉢に植え替えます。

1. 鉢底石を敷きます。

2. 苗をポットから外して土も優しく丁寧にとって根を広げます。

無理せず根を傷めないようにできるだけ広げます。

3. 根を広げたバラの苗を植木鉢に入れ、培養土を入れます。

鉢の縁から2㎝下まで土を入れます。

この時、バラの接ぎ木部分=株本のぷっくり膨らんでいるところで茶色く気のようになっているところは土に埋め手はいけません。

地植え:

1. 日当たりの良い庭の植えたいところに縦横深さ各40cmの穴を掘ります。

2. 掘り出した土で穴の周りに土手を作ります。

3. 鉢植えの時と同じように大苗をポットから外して土を優しく丁寧にとって根を広げます。

無理せず根を傷めないようにできるだけ広げます。

4. 穴の中に根を八方に広げた苗をいれます。

土をいれるときの高さは、地面の高さよりも上、土手よりも低い所までにします。

鉢植えの時と同じようにバラの接ぎ木部分は埋めてはいけません。

ちゃんと土の上に出るようにします。

これでお水をあげたら、あとは春を待つばかりです!

共存共栄するためのコンパニオンプランツはこれ

せっかく植えた大苗、しっかり丈夫に育ってほしいですよね。

虫の幼虫に食べられたり、寒さに負けてしまわないように一石二鳥の方法があります❣

それは・・・

植えた大苗の周りに水仙の球根を植えます。

恐るべき害虫が嫌うので被害に合いにくくなります。

また、冬にしゅっと伸びる沢山の葉が冷たい風から大苗を守ってくれます。

春一番に花を咲かせるのでバラが咲くまでのさびしい庭を華やかにしてくれます。

背のあまり高くならない小さめの水仙《テータテート》だと影も作らないので日当たりを悪くしなくて済みます。

私もテータテートを植えていますが、球根は植えっぱなしで掘り起こして干したりすることもなく、毎年咲いてくれています。

楽なのに利点が沢山!

是非一緒に植えてみてくださいね♡



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つるバラ 10月のお手入れと 新しく大苗を植え方のまとめ

10月はとにかく害虫、病気に気を付けたいですね。

やはり暑さも残りながら、湿度も高くなるので各種の病気にかかりやすいうえに、害虫の孵化の時期が重なるので毎日気を付けてみていきましょう。

また、大苗で、新しい苗を植えるチャンスでもあるので日陰にならないように気を付けてさらに華やかな春を期待しましょう!

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