春に開花し、そのあとに出たシュートをまっすぐに立てて大切に育てて来ました。
冬を迎えてその枝の葉を全部取り、枝を横に倒しました。
この一年で一番大変なつるバラの枝の誘因作業は12月から1月中旬までに済ませていますよね。
つるバラの誘因作業についてはこちらのサイト
で紹介していますので参考にしてくださいね。
そのあとの開花前までにするべきことは?
3月4月の作業をまとめました。
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つるバラの開花前すべきこと
バラのツルの誘因という大仕事が終わった後なのでそれほど大変な作業ではありません。
でも暖かくなって環境も変わるので開花前の人仕事をしてくださいね。
冬の間に土は硬くなって通気性も悪くなっています。
なので土を柔らかくします。
1. まずは草取り。
暖かくなって雑草も生えてきています。
雑草の根が張っていると土の中に空気が入らず、バラの根もはりにくくなります。
せっかく肥料を上げても吸収しにくくなるのでしっかり草取りをしましょう。
また、冬の誘引の問いにバラの葉は取ってしまうので落葉することはありませんが、他の木の葉が落ちて根元を覆ってしまうことがあります。
我が家のバラも負の間に根元が他の木の葉で覆われてしまいます。
寒い間はちょうど良いカバーになるし、凍えるよりはいいかな~とおもい、そのままにしています。
ですが、暖かくなると病気の元になったり、害虫の寝床になったりするので春には綺麗に取り除きます。
とってあげるととってもスッキリ!
雑草や落ち葉は綺麗に取り除いてあげましょうね。
2. ちょっと表面を耕しましょう。
バラを植え付ける時のように深く掘り返したりする必要はありません。
バラの木の根元から20~30㎝の所の表面を深さ1㎝ほどシャベルやミニ熊手でひっかいて掘り返してあげます。
これを中耕といいます。
ギュッと硬く締まってしまった表面をふわっとほぐしてあげましょう。
空気が入りやすくなり、水はけもよくなります。
表面がきれいになって、中耕をして柔らかくなったら、栄養も吸収しやすくなります。
中耕をしたら取り除いた土の分、新しい培養土をかぶせてあげます。
そのあとに株本は避けて緩効性肥料を3か所ぐらいに分けて追肥をします。
四季咲きのバラは花を付ける前に十分な栄養が必要になります。
なので冬以外は必ず栄養を上げるようにしましょう。
我が家ではバッドグアノを使っています。
小さな粒々でどんな花や野菜にも使える便利で安心な肥料です。
人間が必ず食事をするようにバラにも腹持ちの良い緩効性肥料を上げてくださいね。
花が咲く前、咲いた後には必ずあげます。
寝ているとき=冬の間はご飯はいりませんよ。
暖かくなって新しい芽も出てくる季節です。
冬に葉を取って棘だけになった枝を横に倒した状態になっています。
横たわった枝全体に新芽がぎっしりと芽吹いてきてその力強さを感じます!
こんなにパワーを蓄えていたのか!
パワー爆発の季節を実感する瞬間です。
でもこの時に気を付けたい2つのポイントがあります。
2つのポイントを踏まえて新芽を減らすことを芽かきといいます。
1つは傷んでいたり、弱々しい新芽がないかどうか。
もし先端が縮んでいたり、傷ついているものは根元から摘んでしまいます。
2つ目は1っか所から複数の新芽が出ていないかどうか。
もし1か所から複数の新芽が出ていたら、一番大きな新芽が5㎝ほどになったらそれより小さな新芽は摘んでしまいます。
昨年、私はこの作業をさぼってしまいました。
その結果、花の数は多かったのですが花の大きさが1昨年前のものより小さくなってしまいました。
また、葉がうっそうと茂りすぎて病気になってしまいました。
病気になった花早く取り除いて、落ちたままにせずにすぐに処理しないとどんどん移ってしまいます。
やはり、いくら誘引をして枝全体に日光を当てることができても、水分、栄養が分散してしまうと花が小さくなりがちです。
芽かきをすることで栄養を集中させることができます。
また、風通しもよくなるので病害虫も発生しにくくなり、日当たりも確保されますよ。
芽かきをすることも1つの病害虫対策になっていますね。
でも暖かくなるとあっという間にアブラムシやうどん粉病が流行りだします。
せっかくの新芽がアブラムシに食べられて葉脈だけになってしまうこともしばしばあります。
本当にがっかりします。
なので虫よけ、殺虫剤などを早めに巻いてあげましょうね。
私はいつも当日とその後数日間は雨が降らない天気予報が出ているときに巻くようにしています。
でも、ご近所や洗濯ものには付かないように気を付けてくださいね。
つるバラに肥料 3月4月のお手入れはこれ 開花直前にするべきことのまとめ
つるバラの開花直前は気を付けていないと、今までの苦労が報われないようなことにも‼
栄養がちゃんと取れる状態を作り、栄養補給をちゃんとして、あとは病害虫対策をして立派な花を沢山付けてもらいましょうね。
満開のバラまであと一息、頑張りましょうね。
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