やっと一年間の努力が報われる季節になりました!
つるバラはつるを倒すことでバラの枝全体に均等に日光を当たるようにします。
日光の当たった部分からたくさんの新芽が付いて蕾を付けてくれます。
夏の暑さとの闘い。
病害虫との闘い。
いろいろな苦難を乗り越え、最後に寒い時期に葉を取って、棘だらけの枝を倒して誘引した枝にたくさんの花を次々と付けて楽しませてくれるのが5月❣
ありがたいとしか言いようがないうれしい季節ですね。
また、たくさんのきれいな花を付けたバラの苗が出回るのもこの時期。
たくさん花を付けてくれた株をそのままにしていては来年もおなじように咲いてくれるとは限りませんよ‼
どうしたらよいのか・・・
ご紹介しますね。
スポンサーリンク
目次
健康なバラとは?
自分が育てているバラ、もしくは花が付いている大人のバラを買うとき、その株が元気なのかどうかをまず見極めます。
元気な証拠とは…
* 枝が太くてがっちりしている
* 濃い緑の葉がたくさん茂っている
* 虫がついていたり、葉が黒や黄色になっていない
上の3つの項目が満たされていることを目指します。
花が咲いたらすべきこと 切り戻し
花が咲き終わったら花を切り落とします。
元の枝からさらに枝が伸びてそこにお花が付きます。
枝を切るときは葉をどれだけ残すのかがポイント。
葉を全部切ってしまうと光合成ができなくなり栄養を作れなくなります。
バラの葉1枚とは単数で一枚とは言いません。
重要!
1つの茎に葉が3枚付いているのが3枚葉
5枚付いているのが5枚葉
7枚付いているのが7枚葉
*一輪咲の場合は花が咲き終わったら3枚葉~5枚葉を4~5残してその上を切り取ります。
*1つの枝にいくつも蕾が付いている場合は咲き切ったものから花の下で切り取ります。
順次、花が咲き切ったら花の下で切り取ります。
枝についている花が全部咲き切ったら枝を切り戻します。
この時にやはり3~5枚葉を4~5残してその上を切り落とします。
切り戻すことで株の葉全体に光が当たるようになり葉が充実します。
また、風通しもよくなるので病害虫が発生しにくくなります。
1つの株に1輪咲や複数咲(房咲)が出てくるのでそれぞれに合わせて切ってくださいね。
四季咲きのバラの種類はこうすることでまた新芽を出して花を付けてくれます。
毎回花が終わったらこの方法で剪定します。
花が咲いたらすべきこと 植え替え・植え付け
鉢植えのバラは四季咲きでもとりあえず全部の花が終わったら植え替えのチャンスです。
1~2周り大きめの鉢に植え替えます。
一気に大きい鉢に移すと湿気がこもり過ぎて根が傷むことがあるので徐々に大きくしていきます。
スポンサーリンク
鉢のおすすめの素材鉢自体が空気と水分を通すテラコッタ
鉢のおすすめの形深さのあるもの=根をはりやすい。
植え付け方のコツ!
1. 根についた土をとらない!
2. 根元の接ぎ木部分を土に埋めない!
この2つは必ず守ってくださいね。
庭に植える場合は日当たりの良い水はけの良い場所を選びます。
5~6時間/日は日が当たる場所に植えるようにします。
花の付き方が全く違いますよ。
深さ40㎝、直径40㎝位の穴を作り土壌改良した土を入れます。
私は腐葉土、培養土、肥料を混ぜたものを入れましたがバラ専用培養土が簡単ですね。
この土の中心に前の鉢から取り出した株を植え付けます。
水はけの悪い土壌の場合は大きな穴を掘った時に底から5~10㎝に鉢底石(鉢の穴をふさぐための通気性・排水性のある大きめの石)を敷き詰めます。
株を植えたら、最初の直径40㎝の穴の周囲に土手を作ります。
そうすることで水を上げたときに水が周囲に流れてしまうのを防ぎます。
しっかりと根まで水をしみこませるようにできますよ。
水をたくさん与えてしっかりと吸わせてくださいね。
根が貼りやすくなります。
株を植え替えたばかりの時は根が張っていないので株がひっくり返ることも。
株がひっくり返らないように支柱を立てます。
この時根を傷つけないように根をよけて斜めに支柱を地面に挿します。
地上に出ている支柱はバラの枝に優しく紐で括り付けておきます。
庭のバラを自分でアレンジに挑戦❣
バラが咲き切るのを待たずにきれいなうちに切ってしまって部屋で観賞するのも楽しみの1つ❣
アレンジの方法はこちらのサイト
を参考にしてくださいね。
バラの剪定と植え替え 5月の場合 つるバラのが終わったらすべきことのまとめ
剪定をすることで四季咲きのものはさらにお花を楽しめます。
四季咲きでないものも十分に栄養を蓄え来年に備えることができます。
そのままにしていると実(ローズヒップ)に栄養が取られてしまいます。
ローズヒップも秋のアレンジに入れるととっても可愛いので作りたい場合は場所を決めておくといいですね。
ただ、大きな花のバラだとローズヒップも直径2㎝位とかなり大きくなりますよ。
開花を楽しみながらも来年のバラの姿を頭に浮かべながら剪定・植え替えをしてくださいね。
合わせて読むと楽しい記事はこちら
スポンサーリンク