4月の末から5月にかけてバラが一斉に咲き始めますよね~
ご自宅の庭でバラを育てている方も多いはず。
立派に次々と花を咲かせてくれているバラ。
せっかく咲き誇ってもあっという間に花の季節は終わるもの。
家にいる間は見寝なかったりもするはず。
ずっと庭にいるわけにもいかないし、仕事があると帰ってくる頃には暗くなって見られない。
ならば、枯れる前にきれいなうちに切り花にしてアレンジメントを作って
部屋でも存分に楽しみたいものですよね。
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庭のバラだけでアレンジメントは作れるのか?
作れますよ!
売っている花と違って茎は必ずしも長いわけではないですよね。
つるバラを育てている方もいらっしゃるでしょうし、茎は必ずしもフラワーアレンジメントの規定通りの長さに取ることはできないかも。
できる範囲で作ればいいのです!
ではマウンドアレンジ(半球型)をご紹介したので今回はホリゾンタルアレンジ(オーバル型)をご紹介します。
ホリゾンタルとは水平という意味。
横長に作るアレンジメントです。
庭のバラでアレンジメントを作るときに必要な花材・道具
今回、使ったのは我が家で咲いた つるバラ【パレード】です。
濃いピンクで甘い香りの強いバラです。
つるバラなので茎はそれほど太いものではないですがアレンジメントを作るのに十分な太さと強度です。
なのでジュラ部系
メインのお花はバラだけでOK
* オルレア 数本
* ナルコラン 1本
* 斑入りのツルニチソウ 1本(長い弦)
材料・道具
*花器 なければグラスなど
*植物用ハサミ
*バケツ
*吸水フォーム 100均でも購入できます。
*お庭にあるバラならなんでもOK。
メインになるバラは大きめの花が良いです。
つるバラでも結構太い茎なので大丈夫。
同じ種類でも茎の太いものと細いものがあるのでなるべく太いものを選んでください。
細いものでも最後に垂れるように入れられるので数本入れても大丈夫。
*ほかに植えているお花やグリーンがあれば数本ずつ用意してください。
バラと同じ時期に咲く花は
オルレア、アキレア、ラナンキュラス、ダイアンサス、セントレーア、ジニア など
*あると便利で丈夫なグリーンは
ナルコラン、ツルニチソウ、アイビー、ヒューケラ など
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庭のバラを使ったアレンジメントの作り方 ホリゾンタルアレンジ
今回はブリキの器を使いました。
高さ20㎝ 横7㎝程です。
吸水フォームは水に浮かべて吸水させます。
この時押したりせず自然に任せて吸水させます。
そうすることで中心までしっかり水がしみ込みます。
1~2分で沈みますので、最初に用意します。
花器の大きさにに合わせて吸水フォームを切ります。
下の部分が狭くなっているので面取りしておきます。
器の高さから1~2㎝上に出るようにフォームを固定します。
フォームの各辺と角を面取りしておきます。
フォームの中心にバラの高さが10~12㎝になるようにバラを挿します。
挿す部分は3㎝程です。
バラ全体では13~15㎝程になります。
これでアレンジメントの高さが決まります。
横の長さを15~18㎝にしたいので挿す部分3㎝を加えて18~21㎝程のバラを2本用意します。
両サイドにバラを辺の中心から挿します。
この時器の縁に添わせて水平かやや垂れ気味に挿します。
手前と奥にも花首1つ分プラス挿す部分3㎝の長さに切ったバラを挿します。
サイドと同じように器の縁に添わせて水平かやや垂れ気味に挿します。
ここまでで5本のバラがさせています。
ご本のバラでアレンジメントの高さ、幅、奥行きが決まります。
あとはこのアウトラインの中にバランスよくバラを挿します。
バラとバラの間に均等にお花を挿します。
この時に注意するのがオアシスの内部の同じ点に向かってすべてのバラを挿すようにイメージしながら挿してください。
角度は斜め45度から挿します。
バラの長さは最初に5本のバラで作ったアウトラインから出ないように調整します。
最初に挿した両サイドと手前、奥のばらと同様に器に沿って空いている部分にバラを挿します。
コツ!空いている部分に挿すときのコツ1. 最初の5本で作ったアウトラインから出ないようにバラの長さを調整する。
2. 花は度の花もどの角度からでもすべて吸水フォームの中の1点に集中して挿すようにする。
そうすると角度がきれいに決まります。
コツを抑えながら空いているところを埋めるようにバラを挿していきます。
バラで大体埋まってきたらグリーンの登場です。
サイドや手前、奥にナルコランをバラに添わせて、やや垂れ気味に挿します。
上の部分にもグリーンを入れていきます。
ちょっと中の吸水フォームが見えそうなところにナルコランを挿します。
上の写真のように葉が大きいときは下の写真のように葉をちょっと折り曲げて花と花の間に差し込みます。
花の間にちょっと長めのつぼみを入れると変化が出てかわいいですよ。
ツルニチソウは長めに切ります。
葉が多いときは元の部分の葉を取り除いて挿せるようにします。
バランスよく花の間にグリーンも1点集中で挿します。
アクセントの白いオルレアを数本花の間に挿します。
同じ場所に固まらないように花器を回しながらバランスよく挿します。
小さめのお花なら1本ぐらいならアウトラインから出ても大丈夫。
ちょっと出ているほうが動きがあって素敵ですよ!
上から見るとラグビーボールのような形になります。
正面から見るとアーモンドチョコのよう。
横から見るとマウンドアレンジのように半球型に見えます。
まとめ
せっかく育てたバラですから、庭で枯れさせる前にきれいにアレンジできたらうれしいですよね。
花瓶に挿すだけでもかわいいですが、たくさん花がないと、できないようなアレンジにしてあげるとまた、違う喜びがわいてきますよね♡
今回は長さを明記していますが、庭の自然のものなので長さた足りないかもしれません。
都の場合はサイドを短めにして、その分高さも短くするなどしてください。
コツもありますが、あまり硬く縛られず、アレンジメントを楽しんでくださいね。
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