普通リースといえばリース台をベースにそこにいろいろな花や葉を付けたりして作るのが一番簡単な作り方です。
でも、リース台がなくてもリースはもちろん作れるのです。
アーティフィシャルフラワーや、アーティフィシャルの枝やグリーンで作るととってもナチュラルなリースを作ることができます。
100均などでも質の良いアーティフィシャルフラワーなどは手に入るようになりました。
でも使うのは花だけで茎や枝葉が余っていませんか?
そういうものを使ってリースを作ります。
もしこれから、アーティフィシャルフラワーや枝を使うときは余ったものもとっておいてくださいね。
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リース台なしで簡単に作るリースの材料
枝ものが多いと作りやすいですよ。
また、秋冬使用なので紅葉している枝や実の付いている枝、雪や霜の付いた枝を使うと季節感が出しやすいです。
*ヒバ (雪付き) (アーティフィシャル)
*柳 (ゴールド 霜付き) (アーティフィシャル)
*実付きの枝 (アーティフィシャル)
*アマランサス (アーティフィシャル)
*バラ (アーティフィシャル)
*28~26番ワイヤー
*ワイヤー用ハサミ
*グルーガンとグルースティック
なるべく枝のもの、太さは太いものを選んでください。
色は季節に合った深い色。
ブラウン、パープル、ボルドーなどが合います。
リース台なしで簡単に作るリースの作り方
使いかけのアーティフィシャルの枝を集めています。
アーティフィシャルの花や枝、実は各パーツがきれいに外れるようにできているので短くとって使うことができます。
それで余ったものを使ってみました。
1. 一番長いゴールドの柳をベースにします。
両手でちょっとづつ抑えながらアーチを作ります。
2. 1本だけだと小さい円になってしまうので、大きいリースを作りたい場合は2本を合わせるようにします。
合わせ方はリースの表面にしたいほうで26番ワイヤーをねじります。
コツ!裏になるほうにはねじった針金や針金の切り口が出ないようにします。 つまり裏側はいつもきれいになるようにします。ワイヤーの切り口やねじった部分は常に表に出るようにします。
表側は花や実を付けるのでワイヤーが出ていても気になりません。
私はあえて表に出ているワイヤーの切り口や捩じった場所に実の物や葉、花をグルーでつけて見えなくしてしまいます。
また、壁にかけたときに壁を傷つけない工夫でもあり、表からも裏からもきれいに仕上げることができるのです。
2本の枝を5㎝程重ねてワイヤーを括り付けたらぐるぐると重なっている部分を巻き上げます。
ワイヤーの始末は表側に出るようにして括り付け、余分な長さを切り落とします。
3. 2の方法で枝の2か所を留めると円になります。
この時、余った小さな枝はメインの枝にぐるっと巻きつけておきます。
アーティフィシャルの良いところは中にワイヤーが入っているので巻き付けたり、形を付けたりしやすいところです。
4. 全体的にみて、比較的線が細いところに他の枝を付け加えていきます。
括り付け方は2の方法で付けていきます。
下の写真ではごルドの実の付いた枝を実の付いている先端をワイヤーで括り付け、茎は本体に巻きつけて、最後にまたワイヤーで括り付けています。
さらに、線の細いところに枝を同じようにして括り付けていきます。
ヒバなど、枝はの多いものは細い枝が広がってしまい、細かい葉の部分にはワイヤーが入っていないので広がってしまうことがあります。
そんな時には、より細い28番ワイヤーを1/4に切って枝葉を本体に括り付けていきます。
コツ! 切ったワイヤーをUピンにしてうらからさす!
Uピンにして裏側から本体と枝葉を一緒に挿して、表側でねじって固定します。
太い枝同士を括り付けるときは26番ワイヤーを使います。
細い枝葉を抑えるときは細い28番ワイヤーを使います。
細いものには細いワイヤーのほうが使いやすいです。
秋のアレンジの時に使ったアマランサスが残っていたのでこれも入れてしまいました。
太い枝はためて(両手でつかんで丸みを付けること)土台の柳のリースに形を合わせます。
ブドウのように垂れ下がる長いアマランサスの実の房はリースに合わせて28番ワイヤーで留めていきます。
どんどん枝ものを加えていきます!
そうするとリースの幅もできて、形もゆがむことなくきちっとしたものになります。
実の物も同じように枝はリースに添えてしまいます。
5. 実の物も簡単に枝から外れるようになっているので外してリースに散りばめるようにします。
付け方はグルーで付けてしまいます。
付ける場所はワイヤーの切り口やねじった場所に付けて表から見えないようにします。
6. 大きなバラは全体のバランスを見て、グルーで付けてしまいます。
枝をねじって作ったリースにグルーで実や花を付けて、シックな秋のリースの出来上りです!
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リース台なしで簡単に作るリースの作り方の応用編
今回は大きなリースを作りました。
大きなリース台は100均などでは手に入らないのでこのようなテクニックで自分で作ることができます。
反対に小さいリースも作ることができます。
枝を重ねずに1本だけで円を作り、同じようにワイヤーで留めればできてしまいます。
また、小さなお花ばかりを少しづつ、ずらしてワイヤーで留めたり、フローラルテープで巻きながら固定していけば、小さな花冠もできます。
自分の作りたい大きさのリースを作ることができるのがこのメリットです。
小さな花冠の作り方はまた別の機会にご紹介しますね。
リース台なしで簡単に作るリースの作り方のまとめ
使いようのない余った枝もリースの土台になって利用することができました。
大きなリースを作るときのコツや、ワイヤーの留めかた、裏は綺麗にすることで前から見ても後ろから見ても安全できれいに作ることができます。
いらないと思ったものも立派なリースになるので、取っておいてくださいね。
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