夏でも部屋に花を飾りたい人多いですよね。
夏だからこそ、瑞々しいお花を見ていたいわけですが・・・
夏の暑さで切り花もダメになりやすいのが困りもの。
どうしたら切り花を長持ちさせられるのか?
試してみてください。
切り花 長持ちさせるには
せっかく生けた花ですから少しでも長持ちさせたいですよね。
長持ちさせる基本は
*雑菌を増やさない
*水揚げをよくし、栄養を吸わせる
この2つです。
その方法をご紹介します。
*ハイター(漂白剤)を一滴入れ 用意した花器に漂白剤を1っ滴たらしてかき混ぜます。
*10円玉(銅製のもの)を1つ水に入れておく
10円玉から殺菌作用のある銅イオンがわずかずつ溶け出すので水や花の腐敗を防止してくれます。
*切り口を軽く焼く →切り口の殺菌とともに水を吸いやすくなることも。
*ハサミの刃の部分を消毒してから使う
どれも殺菌するために最初にすることです。
特にハサミは庭の草木を切ったりするとそのまま残っていたりします。
これが切り花についたりするのを防ぐために消毒してから使います。
庭の草木用と、切り花用にハサミを分けておくのも1つの手段です。
我が家では切り花ようは別に用意しています。
使った後もきれいな布で刃をきれいに拭いておきます。
切れ味の悪いハサミで切ると、切り口が荒くなり雑菌が繁殖しやすくもなります。
*花器の水に葉を付けない→葉から腐りやすいため。気が付かずそのままにすると水が汚れて雑菌が繁殖しやすくなります。
*口の大きめの花器、花瓶をつかう→蒸れないようにするため。
小さな便しかない場合には細いお花を1~2本だけ生けるようにしてください。
入り口に花の茎がぎゅうぎゅうに詰まっていると接触部分に雑菌が繁殖しやすくなります。
*水替えをする→ 暑いときは1回/1日の頻度で変えてあげます。
*水の中で斜めに切る → 水を吸う断面を広くするため
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*茎に切り込みを少し入れる→水を吸う断面を広くするため
花瓶などにそのまま行ける場合でご紹介しています。
(吸水フォームにお花を挿すアレンジメントの場合はお花によって切り方を変えたりします。)
どちらの場合もボールやバケツに水を入れて、水の中で切ります。
切ったその場からすぐに水を吸い上げさせるためです。
茎に切り込みを入れられうのは茎が硬くて太いものに限ります。
ガーベラ、ひまわり、ルピナスなど茎が太くても柔らかいものは切り込みはNGです。
傷つきやすくかえって腐りやすくなります。
*少量のアルコール(焼酎、テキーラ、ウォッカなど)を少量水に混ぜる→水分の粒子を細かくして吸いやすくするため
*切り花用延命剤 →お花を買ったときについてきたり100均でも数個入りで購入できます
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お砂糖を入れるとお酒を入れた時のように水の粒子が細かくなるという説もあります。
お砂糖自体が栄養になって水も吸い上げつつ栄養もとりやすくなり、お花が咲きやすいということも言われています。
ですが、夏には糖で雑菌が繁殖しやすくなるので気を付けてください。
度数の高いアルコールを使うほうが無難です。
*逆さにして葉の裏側から水をかける→葉の裏側の穴から水を吸わせます。
葉の表よりも裏のほうが吸水する穴が多いので葉の広いものには最初にしてあげてください。
切り花 長持ちする期間は?
経験上、夏でも1週間~10日は持ちます。
冬の場合ものによっては1か月持つこともあるのでそれに比べるとやはり短くなります。
でも、花の種類によっても違いますし、10日以上きれいに咲き続けるものもあります。
買ってきたときの咲き具合によっても違います。
満開のものと、つぼみのものではやはり違いますが、満開のものが枯れたらきれいに切り取ってあげて、つぼみに水と栄養が行くようにしてあげると咲くこともあります。
メインがだめになってもフィラが元気なら、フィラフラワーを生かします。
反対の時も同様に。
だめになったものをすぐに取り出して水を取り替え、切り口をちょっと切ってあげると何時までもきれいな花が残り楽しむことができますよ。
最後の1輪になるまで飾ってあげたいですね。
お花は元気でも、茎が腐っている部分があったらそこまで切り落とします。
するとまたさらに長持ちしてくれます。
置き場所も気を付けます。
鉢植えと違って日光を浴びて育つわけではないので日当たりを気にする必要はありません。
というよりかえって一日中日の当たる場所に置いたりすると水が悪くなりやすくなります。
特に夏場は水の温度も上がってしまうので直射日光の当たらない場所を選んでおいてください。
置き場所一つでお花の持ちも変わりますよ。
まとめ
スーパーでも素敵な花束が手ごろな価格で簡単に手に入るので利用しない手はないですよ!
そして長持ちさせるために
*水の雑菌を増やさない
*花に水と栄養を十分に吸わせる
この2つを守って夏も切り花を楽しみましょうね。
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