お花を生けたり、アレンジメントをいただいたりすることってありますよね。
何日か経つと枯れてくるお花も出てきます。
枯れたら取り除くを繰り返していると元気なお花がちょっとだけになってきますよね。
量も少なく長さもそろっていないので合わせるとお花が沈むことも。
数本になって小さな器に1輪だけ生けてもいいのですが・・・
どのお花も、もっとかわいくきれいに生けなおす方法がありますよ。
簡単なのでご紹介しますね。
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生け花の生き残りを活用
今回使ったのはお正月の生け花の生き残りです。
*ピンポンマム 2本
*ストック 先端
*センリョウ 2本
*ドラセナ 3枚
*枡
*花用ハサミ
*ホチキス
松もきれいに残っていたのですがちょっとお正月感が出過ぎてしまうのでのぞいています。
冬場の玄関に置いていたので1月中旬まで全部きれいに咲いていました。
大きなユリも咲いていましたが、1輪1輪終わっていって最後に残ったのがこれだけの花材でした。
それでもまだまだきれいにアレンジできますよ。
お花は最後の最後まできれいに生けてあげたいですよね。
少しのお花の素敵な生け方はこれ
今回は剣山や吸水フォームは使いません。
花留めになるのは葉物のドラセナ3枚。
1. ドラセナを丸めてホチキスで留めます。
ドラセナは中心がちょっと硬くなっています。
先端に行けば行くほど芯がなくなって柔らかいのですが、元のほうは硬いので切ってしまって大丈夫ですよ。
また、先端は一番最初に茶色くなりがちなので枯れてしまっている部分は綺麗に切り取っておいてくださいね。
2. 枡の中に横になるように入れます。
3. 同じように丸めてホチキスで留めたドラセナを最初に入れたドラセナの輪の中に入れます。
4. ドラセナの輪をもう1つ空いているところに入れます。
ふんわりと入れてあげます。
葉と葉の間にお花を入れるのであまり大きな隙間ができないようにします。
形ができたら水を差しておきます。
1. ピンポンマムは葉を取って短く切ります。
2. 輪にしたドラセナを合わせてできた隙間にピンポンマムを挿します。
ピンポンマムの茎は挿したときに茎が見えない程度に切っておきます。
挿してから様子を見て切ってくださいね。
3. 同じ場所にもう1つのピンポンマムを挿します。
この時気を付けたいのがお花が縦一列や横一列に並ばないこと。
きれいに並んでしまうと不自然になります。
ちょっとずらして斜めになるようにピンポンマムの茎を交差させるといいですよ。
葉の重なっている部分で空間ができたところに他のお花も挿します。
ストックの先端が背が高いので先に挿します。
その手前に染料をギュッと空間を埋めるように挿します。
ドラセナで土台を作っているので上から見ても枡の隙間が見えません。
横から見てもお花の足元がドラセナでしっかり隠れています。
横から見てもドラセナがきれいにお花の足元を隠して少量のお花をグッとまとめているのがわかります。
花のアレンジメント 小さく作る方法 花が沈まない方法のまとめ
残った綺麗なお花を使って少量の小さなアレンジメントを作りました。
剣山も吸水フォームも使わないので余分な負担をお花にかけるよとがありません。
ピンポンマムのように頭の重いお花も倒れることなくきれいにアレンジできます。
今回使ったドラセナのように葉の幅が3~4㎝ないときはどうしましょう?
細いものでもぐるぐる巻いて、たくさん合わせると同じような花留め効果がありますよ。
名が細い葉がない場合はレモンリーフなどの葉をふんわり折り曲げてホチキスで留めます。
同じものをいt靴化作って器にギュッと詰めても同じようにきれいに花留めになります。
花留めがないと口が大きい器にお花をそのまま入れてもバラバラになってしまいますよね。
それが葉の花留めがあるおかげで少量のお花もきれいにまとまってくれます。
葉が水に直接ついているので葉もいつまでも瑞々しく保てます。
今回は和風に作りたかったので枡を使いましたが、同じお花でもココットなどを使うと洋風になります。
お花のアレンジはミニでもこんなにかわいくできちゃうので最後まできれいに飾ってあげてくださいね。
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