スーパーで買える花束も色とりどり、季節に合った花束が見つかりますよね。
価格も手ごろで小さいものなら1束、ちょっと大きめのアレンジメントでも2束あれば素敵なアレンジメントができますよ。
あまり難しく考えずに簡単にできるアレンジメントのポイントをご紹介します。
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簡単フラワーアレンジメントに必要なもの
今回はスーパーで売っている花束を使いました。
すでに同系色でまとめる手あるので使いやすいことが多いです。
自分で花を選ぶときのポイントはこちらのサイト
⇓ ⇓ ⇓
フラワーアレンジメントの作り方 花の選び方の3つのポイントとコツ
で解説しているので確認してくださいね。
*ピンク系の花束 398円(税別)
マスフラワー:ガーベラ ベビーピンク 3本
マスフラワー:カーネーション ピンク 1本
フィラフラワー:大きなレースフラワー2本
葉物 :ドラセナ 1本
花選びの基本⇒メインの花+小花+葉物
の3点がそろっていたので即決定❣
ポイント!花束を選ぶときはこの基本の3点が入っていることを確認‼
グリーンは入っていないこともあるのでメインとサブのお花が入っていればOKです。
ただ、残念だったのは3本入っていたガーベラですが1本は買ってきた翌日にすぐにだめになってしまいました。
ガーベラは水分が多い茎なので太いものを選ぶのがポイントです。
特に花の額の下の所が古くなるとキュッと細くなってきます。
このキュッと細くなったところから頭がもたげて折れてしまったり、古くてすぐに花弁が落ちてしまったりします。
ここがしっかりと太い物のほうが長く持ちます。
スーパーの花束ではなくお花屋さんでガーベラを買うときはこの点に注意して選んでくださいね。
*ブルー系の花束 398円(税別)
ラインフラワー サブの花:デルフィニウム 薄いブルー 2本
サブの花: スイートピー 薄りパープル 5本
フィラフラワー: マトリカリア 1本
同系色の中に反対色のイエローの雄しべが目立つマトリカリア。
淡いブルー系に程よい量の反対色があることでコントラストのある、スッキリした花束です。
スイートピーは1本に花が3つ付いて5本も入っているのでボリュームも納得!
それぞれの花束それだけでもとっても花のバランスが良いのでそのまま飾ることもできるのですが今回は2つ一緒にしてちょっと大きめのアレンジを作ります。
*グリーンをもっと入れたいときは家にあるアイビー、ポトス、ツルニチソウ、ワイヤープランツなどを入れてもいいですよ❣
左から ユーカリポポラス、アイビー、ヘデラ、ツルニチソウ
*吸水フォーム
100均でも手に入りますよ。
吸水フォームの基本的な使い方はこちらのサイト
⇓ ⇓ ⇓
庭のバラを使ったアレンジメントの作り方 ホリゾンタルアレンジメント
で画像付きで説明していますので参考にしてくださいね。
簡単フラワーアレンジメントの作り方
まず花器を選びます。
今回は2つの花束を使うのでちょっと大きめの器を使います。
高さ20㎝直径10㎝の白いブリキの器にしました。
1. 吸水フォームを器の大きさに合わせて切り水に付けます。
吸水フォームには水を自然に吸わせます。
吸水フォームの基本的な使い方はこちらのサイト
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庭のバラを使ったアレンジメントの作り方 ホリゾンタルアレンジメント
で画像付きで説明していますので確認してください。
完全に沈んだ吸水フォームを器にのせて中身に合うように面取りします。
角を切り取ります。
専用のナイフもありますがキッチンで使うペティナイフでも大丈夫です。
側面の角も取ります。
花器に吸水フォームをセットします。
吸水フォームは花卉の口より1㎝ほど上に出るようにセットします。
通常、大きなアレンジを作るときは3㎝ほど出しますが、中くらいの大きさなので1㎝だけ上に出ていればOKです。
2. 花を挿す
中心になる花を吸水フォームの中心に挿します。
今回はカーネーションを使います。
2-1 中くらいのアレンジにするのであまり茎を長くせずに7㎝ほどに切ります。
この時に茎は斜めに切ってください。
3㎝ほど吸水フォームに挿します。
お花にも正面があるので意識して挿してくださいね。
2-2 次にもう1つのマスフラワーのガーベラを7㎝程に切って器の縁に添うようにしてフォームに挿します。
ガーベラの茎は水分が多くて繊維があまり硬くないので斜めに切ってしまうと潰れてしまいます。
なので、ガーベラは斜めではなく、まっすぐ切ります。
茎の切り口が傷つきにくいので悪くなりにくいですよ。
挿すときは最初に挿したカーネーションの茎の先端にガーベラの茎を付けるようなイメージで挿します。
すべての茎は1点に集中するようにイメージしてお花・葉物を挿すのが基本です。
ポイント!花材を挿すときは1点集中を意識して‼
もう1本を反対側の違う高さに挿します。
左右対称にならないようにします。
3. 大きめのレースフラワーをフィラフラワーとして挿します。
大きなレースフラワーとまだつぼみの小さなレースフラワーに切り分けます。
花と花の間を埋めるように挿します。
クルっと器を回して反対側を目の前にします。
4. スイートピーをサブの花として挿します。
空いたところにフィラフラワー程小さいお花ではないものをサブの花として挿します。
スイートピーは中ぐらいのアレンジでは2つほどに切り分けます。
3つ付いていたら2個と1個。
4つなら2個づつに分けます。
切るときは花のすぐ上で切り分けます。
長く切り分けたスイートピーを挿します。
ガーベラを挿した時のように器に沿って1点集中を意識して挿します。
器に沿って数本挿すことでアレンジのアウトラインが出来上がります。
アウトランができたらその中に納まるように他の花します。
アウトラインさえ出来上がれば、あとが挿しやすくなりますよ。
アウトラインができたらどんどんお花を挿していきましょう。
4. デルフィニウムを切り分けて挿す
葉は全部取り除きます。
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同じ長さになるように切り分けます。
空いているところにアウトラインを意識しながら挿します。
一か所に集中して挿さないようにします。
1本さしたら90度回して空いているところに挿します。
そうすることでバランスよくお花を配置できます。
間違って茎が短く切れてしまった花もちゃんと使えますよ❣
花と花の間の空いたところにギリギリまで挿します。
吸水フォームも隠すことができ、花の高低差があることで立体感が生まれます。
5. グリーンを挿す
まず大きなドラセナを挿します。
こんな風に切り分けます。
葉が長すぎるときは丸めてホチキスで留めてしまいます。
長さが抑えられて、しかもボリュームが出てオアシスを隠すことができます。
花同様1点集中を意識して開いたところに挿します。
ぐリーンばかり集まらないように分散します。
器をぐるぐる回しながら空いているところを見つけます。
見る高さも買えます。
うっかりすると側面は綺麗にお花が入っていても、上から見ると花が全然入っていないってこともありますよ。
5. マトリカリア (フィラフラワー)でアクセントを付ける
マトリカリアは小さな花がたくさん集まっているフィラフラワー。
これも葉を全部取って切り分けて使います。
他のお花よりもちょっと長めに切り分けて使います。
小さなお花がちょっとづつ飛び出すようにアウトラインから飛び出ていても大丈夫ですよ。
6. 残りの細い小さなつぼみをとばします。
普通に空いているところを埋めるのに使ってもよいのですが、小さくて軽い感じなのでちょっと長めに飛び出させます。
元気で生き生きとした印象になりますよ。
7. グリーンを足す
グリーンは数種類あるとアレンジが引き立ちます。
マットなグリーンが子のアレンジに合うので家の木のユーカリのポポラスを使いました。
皆さんも家にあるグリーンを入れてみてくださいね。
大きめの葉はそのまま使ってもいいですし丸めて使ってもいいですよ。
アレンジからちょっと見えると素敵になります!
8. 庭の斑入りのツルニチソウをちょっと垂らしました。
斑入りなので軽やかでちょっとアウトラインから出るくらいならアクセントになります。
9. 座ったままアレンジを1周します。
最後に立って上から見て確認します。
空いているところをグリーンやお花で埋めます。
1周して立ち上がってみて空いているところがなければ出来上がり❣
お疲れさまでした!
アレンジメント 春色の花を使った簡単な作り方 スーパーの花を使いますのまとめ
色の相性の良い2つの花束を1つのアレンジに使いました。
メインのお花(マスフラワー)、間に入れる小さなお花(フィラフラワー)、ナチュラル感を出す葉物(グリーン)がそろったので素敵なアレンジが出来上がりました。
どこから見てもきれいな四方見なのでどんなところに置いても素敵ですよ。
玄関、サイドボード、テーブルなどなど。
お花が枯れてきたら取り除いて挿しなおしたり、アレンジを小さくしたり、色別、種類別に分けてみたり、その楽しみ方はたくさんあります。
小さなアレンジの仕方、挿しなおし方はまた別サイトでご紹介しますね。
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フラワーアレンジメントの作り方 花の選び方の3つのポイントとコツ
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