フラワーアレンジメントを始めるとお花やアレンジの形ばかり気になりますが、実はグリーン(葉物)がポイントなんですヨ‼
同じアレンジでもグリーンを入れるのと入れないでは全く印象が違ってしまうんです。
自然界でも葉があって花があるように、フラワーアレンジメントでもグリーンがあってカラフルな花を入れるようにすると、とってもナチュラルでまとまりやすくなります。
グリーンの種類や使い方をご紹介しますね。
スポンサーリンク
グリーン(葉物)の種類
葉物には緑だけでなく、斑入り(白い縁取りや斑点)のものあります。
紅葉しているわけではなく赤いものもあります。
色の濃いものから明るいライムグリーンなど濃淡、明度の違いで全体のイメージが全く変わってきます。
季節によって色を選ぶこともポイント。
季節によって春なら明るい新芽のような黄緑っぽいライムグリーン。
夏なら強い日の光を浴びた濃いグリーン。
秋なら紅葉を思わせる赤や黄色みのある葉物が合わせやすいですね。
冬なら寒さと雪を思わせるシルバー色の葉
クリスマス、お正月に合わせてゴールド塗装のものなどもあります。
一種類の一色だけのグリーンのみでも良いのですが2~3種類の葉をちょっとづつ色を変えて入れてみるとリズムが出てイキイキしたアレンジができます。
葉の形は大きく分けて5種類。
*細長いもの
幅があって長いハラン
細くて長い ミスカンサス
ストローのような トクサ
など
*ツタ類
アイビー、ヘデラ、ニチニチソウ
*葉の小さなもの 約1~2㎝
斑入りのピットスポラム、グニユーカリ、アスパラ、ミモザの葉、アジアンタム、ミント、シルバーブロニア(実の物)など
*葉の中くらいのもの 約3~7㎝
レモンリーフ(レモンとは関係ありません)
ダスティーミラー
*葉が平べったく大きなもの 約10㎝~
ゲイラックス、モンステラなど団扇のようにおおきいものまであります。
庭や植木鉢にあるグリーンでも使える! 簡単で面白い使い方
お花屋さんやホームセンターなどでもよく見るのがアイビーなどのツタ類。
病気に強く、虫食いも気にしなくてよく、地植えにするとどんどん広がっていきます。
室内でも小さな植木鉢などで小さく栽培することができます。
濃い色や、斑入りのものが2~3種類あるとアレンジに使えて便利ですよ❣
どんどん伸びるのでアレンジのために切っても、アレンジが終わったとには空き瓶などに水を入れて生けておくと根が生えてきます。
根が生えてきたら土に植えてあげるとそのまま育って大きくなります。
ハートの形がかわいいヘデラ
春には花も咲くツルニチソウ
つる、ツタ類は茎がとっても柔らかいのでいろいろな形に曲げたりすることができるのがメリットです。
取っ手付きのかごのようになります。
かわいいでしょ♡
アレンジメントのアクセントになるんです。
*モスで作ったプランターカバーもヘデラのアーチを付けると、ナチュラル感が増しますよね!
モスのプランターカバーの作り方はこちらのサイト
⇓ ⇓ ⇓
バザー手作り 100均材料と牛乳パックで作る簡単プランターカバ―
で画像付きのレシピを確認してくださいね。
実際にはオアシス挿します。
先端はUピンにしたワイヤーでオアシスに留めます。
*アレンジの周囲を斑入りのアイビーで囲んであげるとボリュームも出てリズミカルになります。
*ツルニチソウ
茎はつるっとしていて柔らかく斑入りの丸い葉がとっても可愛いつる性植物です。
葉がアイビーなどのようにぎっしりついていないのがポイント。
ガラス花卉の中に入れてしまってもすっきりときれいに生けることができます。
観葉植物で切れば切るほど脇目が出てきてどんどん増えマスよ❣
これもホームセンターでよく見かけますね。
日に当てるとどんどん伸びていきます。
アレンジには短く切って入れても良いですし、下の写真のように長いものはアレンジに入れてちょっと垂らしてあげても個性的になります。
スポンサーリンク
我が家で一番成長の早い気がユーカリ。
丸い葉がチャームポイント。
ちょっとマットなシルバーがかった色がレトロな雰囲気を持っています。
茎がちょっと赤いのも特徴。
切っても切ってもどんどん伸びるので惜しげもなく使うことができるのがうれしい!
茎に葉が1~2枚付いているように切り分けてアレンジに入れます。
*ミモザは小さな細長い葉がたくさんついていてボリュームがあってかわいい葉です。
成長が早くて葉も常緑なので使いやすいです。
ただ、冬のうちに春の芽がどんどんできるので、切ってしまうと翌春に花が咲かなくなります。
切る時期には気を付けてくださいね!
多肉植物は背が低いので他の花のアレンジとは合わせにくいのですがネックレス系は垂らすことができるので使いやすいですよ❣
*ピーチネックレスはちょっと先がとんがり気味の所がアクセントです。
ちょっと白っぽいのもマットな感じを出してくれます。
*ルビーネックレは葉の部分は緑なのに茎はパープル。
そのコントラストが本当にきれいです。
冬には葉も紅葉して赤っぽくなりますが枯れることはありません。
暖かくなるとまた緑に戻るのが不思議!
26番ワイヤーを8㎝程度に切り、中央で曲げてUピンを作ります。
26番ワイヤーに関してはこちらのサイトで確認してください。
⇓ ⇓ ⇓
UピンをS字に曲げます。
U字になっている部分が花瓶の外に来るように縁にひっかけます。
このフックを花瓶や花器の縁に2~3か所付けておきます。
グリーンネックレスの茎はアレンジメントのオアシスに挿したり、花瓶の水に挿して、そのまま縁を添わせます。
長いネックレスをぐっくに引っ掛けて出来上がり。
スーパーの花屋さんの花束にもちゃんとグリーンが入っているものがあります。
軽い色で葉がシュッと長めのドラセナ。
ハランもそうですがそのままアレンジに入れるにはちょっと持て余し気味。
そんな時は曲げてホチキスで留めてしまいましょう。
丸めてからアレンジに入れるメリットは・・・
1. 長さが抑えられる
2. 曲げることで幅ができるのでボリュームが出る
大きなアレンジならこのまま使えますが部屋に飾る小さなアレンジにはこんな加工をしてみてくださいね!
団扇のように大きい物もありますが小さめのものなら部屋のアレンジにとっても使いやすいです。
アレンジに葉を入れるというよりも葉にお花を差し込むような感じに生けます。
深さのある器(スープ皿など)に水をはってモンステラの茎を挿しモンステラでふたをするようにお行きます。
あとはモンステラの葉の隙間にお花を挿してあげます。
自然の花留めで簡単にできちゃいます!
*葉の大きさが中くらいのレモンリーフや葉が小さめのピットスポラムなど
はアレンジメントの表面からちょっと見える程度に切り分けて使います。
フラワーアレンジメントを簡単に素敵に見せるグリーンの使い方のまとめ
葉のものは種類がたくさんあって、葉を集めただけでも素敵なグリーンの花束ができるほどですね。
なので使い方もいろいろ。
ちょっと入れただけでボリュームが出て豪華になったり、花の色を引き立たせてくれたり、花と花の間でクッションの役割をしてくれたり、違う者同士をうまくまとめてくれます。
アレンジの形や作りたい雰囲気に合わせてグリーンを選べるようになったら最高ですね!
今回は家にあるグリーンをうまく使える方法をご紹介しました。
室内の観葉植物や人気の多肉植物もどんどん使って素敵なアレンジを作ってくださいね。
合わせて読むと楽しい記事はこちら
フラワーアレンジメントの作り方 花の選び方の3つのポイントとコツ
フラワーアレンジメントを長持ちさせるための準備 水揚げの方法5選
スポンサーリンク