ハーバリウム 作り方のコツ 花が浮かないマル秘テクニック

人気のハーバリウムとはもともと「植物標本」のこと。

瓶にドライフラワー、プリザーブドフラワーや造花を入れて専用オイルを注いで栓をするだけのもともと簡単な作りなのですが、瑞々しい状態に保つことができることでインテリアとして注目されています。

このハーバリウムがちょっとしたコツで花が浮かずにさらに思い通りに綺麗に作ることができます。


スポンサーリンク


ハーバリウムの失敗しない作り方

3色のハーバリウム

3色のハーバリウム

ハーバリウム作りに必要なもの

*ハーバリウム専用オイル

ハーバリウム専用オイルは手芸店、ネットなどで購入できます。

オイルには2種類あります。

用途によって選んでもらえます。

流動パラフィン(ミネラルオイル)⇒ 価格が安い、シリコンオイルより花材の色が溶けやすい、温度が下がると濁ることもある。

シリコンオイルより花材の色が溶けだしやすいと言っても年単位のことです。

若干色落ちも感じますがそれほど大きな違いでもないようです。

温度が下がると白濁することがありますがマイナス10~マイナス150度の環境下でです。

シリコンオイル ⇒ 価格が高い、色のが溶けだしにくい、科学的に安定している

流動パラフィンは趣味として手作り品として自分で作ったりするのによいです。

(科学的に安定しているとは・・・

温度変化など環境の変化でオイル自体の色の変化、粘度の変化、白濁するなどの変化などがないことです。)

趣味、手作りとしてのプレゼントなどには流動パラフィン(ミネラルオイル)で。

商品として販売するのにはシリコンオイルこちらをお勧めします。

詳しくはこちらのサイト

↓   ↓   ↓

ハーバリウム オイルの選び方 シリコンオイルとミネラルオイルの違い
ハーバリウムを自分で作りたい人もたくさんいますね。作るときに欠かせないのがオイル。いろいろなオイルがあるけれども何を使えばよいのかわからないことが多いですよね。専用オイルでなければいけないのか、オイルによってどんな違い、特性があるのか、何か違うオイルでも代用できるのかなどなど。オイルによる特性、お値段の違いと、用途によっての選び方をご紹介します。

をご覧ください。

オイルはやはり粘度が高いと花材もきちっと収まりやすくなります。

簡単に花材が動き回って最後には浮いてしまうこともなくなります。

オイルを選ぶときは粘度と透明度がポイントです。

品質が安定していれば、酸化しにくくオイル自体が変色することもなくなり作品がきれいなまま保存されます。

私はこれらのポイントを抑えたものを選ぶようにしています。

プリザーブドフラワーのように着色されているもの(ドライフラワーでも)は時間の経過で色がオイルに溶け出すことがあります。

これはオイルの変化とは違うものなのでオイルが劣化したわけではありません。

*花材

ドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなど デイジー、カスミソウ、ペッパーベリー、小さなお花のものが扱いやすいです。

今回使うのは

・イエロー系 スターフラワーブロッサム、アジサイ、カスミソウ(ラメ付き)、モス(黄緑)ミモザ(造花)

・ピンク系 スターリンジャー、アジサイ、カーネーション、ペッパーベリー、モス(ホワイト)、カスミソウ(ラメ付き)

・ブルー系 アジサイ、カスミソウ、カーネーション、モス(ブルー)

*その他の飾り

透明ビーズ

パール付きテグス

花材についての詳細はこちら

↓   ↓   ↓

ハーバリウム 花材の選び方 おすすめは? 花以外も入れて大丈夫?
ハーバリウムの中に入れるのは何がいいの? どう選べばよいの? おすすめは?ほかに入れてもよいものってあるの? 何を入れたらダメ?花も色々あるけどあれもこれも入れたくなっちゃう、どうしたらいいの?などなど いろいろ考えちゃいますよね。そんな疑問もこれ読んで解消できます!

*道具

使わないお箸かピンセット

ガラス瓶、蓋のある容器

プラスティック板

容器の大きさ、瓶の口の大きさ、形にもよるので、瓶の中身より小さめに入れられるぐらいの大きさを用意してください。

ハーバリウムの作り方とコツ 花が浮かずに落ち着かせる方法

準備

・もともと持っている瓶を使う場合は煮沸消毒し、完全に乾燥させておきます。

カビの原因になります。

・お花はほこりなどをおとしておきます。

作り方 花が浮かなくするにはプラスティック板が決め手

あらかじめ透明なプラスティック板に花材をつけてしまいます。

これが最大のコツ!

今回使う器は単色LEDライトつきの電球型の瓶です。

金口の部分がLEDのスイッチになっていて、金口の下にライトが付いています。

なのでライトには付かない程度にオイルを入れるようにます。

花材の色なども統一するときれいにできます。

花材は小さく切り揃えます。

瓶の大きさ、形にもよって変わりますので気を付けてください。

今回は電球の器の高さが5㎝ほどなので小さく切り揃えました。

1.器の底に透明ビーズを敷きます。

透明ビーズを敷く

透明ビーズを敷く

2.プラスティック版をちょっと曲げたら瓶の口に入るぐらいに切ります。

今回は2㎝×2㎝ほどの大きさに切りました。

使う便の中身より小さくします。

3.小分けにした花材をグルーガンのグルーでプラスティック板に付けます。

グルー、グルースティックはこちら

⇓     ⇓     ⇓

プリザーブドフラワー 作り方 簡単に揃えられる道具の紹介
プリザーブドルラワーアレンジメントを作るのにあると便利な簡単に揃えられる道具の紹介。結構簡単に手に入りますのでご参考にしてください。

グルーガン 使い方の基本とおすすめはどれ? 温度にも違いはある?
プリザーブドフラワーでアレンジを作るのに欠かせないのがグルーガン。これなくしてきれいな作品は作ることはできません。最近は100円ショップなどでも見ることがありますね。一体何のためにどういうものにどういう風に使うのか。使い方のコツ、色々な種類の違い、などをご紹介します。 色々なことに使えるので手作りの世界が広がりますよ。

で確認してください。

両面に花を固定するとどこから見てもきれいになります。

板に着けることによって、お花が上に浮いてしまったり沈んでしまったり、お花の裏側が表を向かないようにすることができます。

あまり付けすぎるとお花が多すぎて瓶の口に入らなくなるので様子を見ながらお花をつけてください。

プラスティック板に花を透ける

プラスティック板に花を透ける

プラスティック板に花を透ける

プラスティック板に花を透ける

プラスティック板につける

プラスティック板の両面につける

はみ出たところを切る

はみ出たところを切る

4.花をつけたプラスティック板を曲げながら瓶の口から挿入します。

ビーズにプラスティック板を挿して立たせます。

折り曲げて瓶へ

折り曲げて瓶へ

5.お箸かピンセットでモスをビーズの上に置きます。

パールのテグスをお箸かピンセットで空いたところに入れます。

お箸でセット

6.全部入れたら全体を見て空いているところ、詰まっているところを均一にします。

出来たら全体を見る

出来たら全体を見る

7.オイルをライトにつかないところまで注ぎます。栓をして出来上がり。

ライトをつけて

ライトをつけて

3色のハーバリウム

3色のハーバリウム



スポンサードリンク

注意事項

水分の多いものは不向きですので、必ず乾いたものを入れてください。
流動パラフィンとシリコンオイルは混ぜると白濁しますので混ぜないでください。
綺麗でなくなったらオイルごと捨てますが自治体の決まりに沿って廃棄してください。

まとめ

人気のハーバリウムですが、思った方向にお花が向かなかったり、お花が浮い足り、沈んだり瓶の真ん中に来なかったり思ったようにならなかったこともこの作り方で解決!

ぜひいろいろ作ってみてください。

合わせて読みたい記事

ハーバリウム材料のおすすめは?花材、オイル、瓶は何を使う?100均でOK?
ハーバリウムは雑貨屋さん、お店やお花屋さんでよく見かける大人気のインテリアですね。 作り方は本当に簡単。でも材料は何をどこで揃えてどんな風に作るのか? コツはある? 注意点は?そんな最初の一歩のお悩みを一挙に解決します!

ハーバリウム 母の日のプレゼントに手作り 100均で揃えて簡単にできます
大人気のハーバリウム。母の日のプレゼントにも最適!しかも手作りだったらもっと喜ばれちゃいますね。母の日の花、カーネーションを使って100均でも揃えられる材料も使ってハーバリウムを作りましょう。

ハーバリウムとは? 魅力と楽しみ方 簡単な作り方も紹介
大人気のオイルでお花を保存するハーバリウム。 もともとハーバリウムって何?と思われる方もいらっしゃいますよね。 もともとは英語で...

このほかにもカテゴリーの『ハーバリウム』からハーバリウム関連記事を一覧で見ることができますよ‼

気になる記事がたくさんあると思いますので参考にしてくださいね❣



スポンサーリンク



フォローする

花づくし関連コンテンツユニット