グルーガン 使い方の基本とおすすめはどれ? 温度にも違いはある?

プリザーブドフラワーでアレンジを作るのに欠かせないのがグルーガン。

これなくしてきれいな作品は作ることはできません。

最近は100円ショップなどでも見ることがありますね。

一体何のためにどういうものにどういう風に使うのか。

色々なことに使えるので手作りの世界が広がります。

使い方のコツ、色々な種類の違い、などをご紹介します。


スポンサーリンク


グルーガンの使い方

グルーガンの用途は?

接着剤でなくなぜグルーガンが使われるのでしょうか?

接着剤のように乾くを待って張り付けるのではありません。

また接着剤のように時間をおかなくても接着できるのでスピーディーに作品制作ができます。

接着できるものもプリザーブドフラワーやドライフラワー、アーティフィシャルフラワーから革製品、布、プラスティックなどに使えるのも便利です。

スティック状のプラスチック=グルースティックに熱を加えて溶かしながら使い、冷えて固まることで接着効果が出ます。

グルースティックに熱を加えるピストル型のものをグルーガンと呼びます。

溶けたグルーは冷えるまでも時間はかからず、あっという間に固まります。

一度固まるとそこへ物を付けることはできません。

熱に弱いもの(生花、キャンドル)には使用できませんが、プリザーブドフラワーやドライフラワーのアレンジに必要な接着に使われます。

グルーガンの使い方とコツ

1. グルーガンの後ろにグルースティックを差し込む穴があります。
こちらにグルースティックを差し込みます。
全部差し込めるわけではありません。
グルースティックが入るところまでで大丈夫です。
後ろから出ているスティックがあっても大丈夫です。

100均のグルーガン

100均のグルーガン

グルースティック

グルースティック

2. グルーガンに通電します。
グルーガンはコードをコンセントに入れて通電して使います。

3. 5分ほどでグルーガンの本体~先端が熱くなり中のグルースティックが解けます。

4. グルーガンの引き金をグッと押すと先端から溶けたグルー(プラスティック)が出てきます。

グルーガン 引き金を引くと出ます

グルーガン 引き金を引くと出ます

5. つけたい場所の上にグルーを付けます。

先端から出てきます

先端から出てきます

6. その上に着けたいものを置き、やけどをしないように押し付けます。

7.グルーが冷えるのに数秒ですので素早く接着します。

8.冷えて固まるとカパッとはがすことができます。 溶けたプラスティックが覚めて元の硬いプラスティック樹脂に戻ります。

冷めると取れます

冷めると取れます

コツ! とにかく素早く‼ 冷めると付かなくなりますので付けたいものを用意しておきましょう。

コツ!溶けたグルーは納豆のように糸を引きます。
納豆の糸を切るようにグルーガンにクルクルっと巻きつけて撮ります。
グルーガンに巻きついた糸は冷めればきれいに手で取ることができます。

熱くて糸を引きます

熱くて糸を引きます

要注意!残ったグルースティックはそのままグルーガンに挿したままで大丈夫。

取り外すともう一度はいらなくなるので取り外さないでください。

グルーガン おすすめは? 温度の違いは?

使用方法はおなじですがグルーガンにはいくつかの違いがあります。

*コンセントにコードをつなぐと直ぐに通電して熱くなるものと 手元にオンオフのスイッチがあるもの。

*使わないときに立たせるスタンドが本体についているものと、スタンドが折りたたみ式になっているもの。

*低温のもの。

低温でもかなり熱くなります。

普通に使う分にはこちらで十分です。

グルーが温まるまで高温のものよりもちょっと時間がかかりますがそれほど長いわけではありません。

私は低温タイプを使っており、お教室でも生徒さんには低温のものをおすすめしています。

*高温のもの。

グルースティックが解けるのが早いです。

高温のため引き金をちょっと引いただけでもグルーがどんどん出てきます。

高温になるため冷めるのも時間が若干眺めになります。

商品を大量に作ったり、展示用作品などを作る場合に便利です。

グルーガンを使い慣れた方におすすめです。

*大型グルーガンで高温のもの。 大型の作品を作るのに使われるものです。

普通のグルーガンはガンの長さが11㎝程なのに対して大型は16㎝程と長いです。

グルースティックの普通のグルーガンでは直径7㎜のものを使用しますが大型のものは直径11㎜になります。

一度にたくさんのグルーが出るので大型作品を作ったり、たくさん作品を作るときに適しています。

こちらもグルーガンを使い慣れた方におすすめです。

*グルースティックの長さ

約10㎝ 25㎝ 30㎝ などがあります。

長いものはそのまま使ったり切ってつかったりします。

長いものはその分スティックを補充して温まるのを待つ必要もないので作品制作に集中できます。

長いタイプのものは専門店、ネットショップなどで購入できます。

*グルースティックの直径

普通サイズのもの(100円ショップなどで売られているものなど)は直径7㎜ほど。

グルーガンと一緒に売られているものならサイズに間違いありません。

大型グルースティックは直径11㎜と大きくなるので注意してください。

*グルースティックの色

一般的に乳白色とクリアなものがあります。

用途によって色が全くでないものが良いときはクリアがおすすめですが乳白色でOKです。

プリザーブドフラワーやドライフラワーの作品以外に使う場合には色のバリエーションもあります。

おすすめ❣

プリザーブドフラワーやドライフラワーの普通の作品を作るには普通サイズの低温タイプがおすすめです。

おすすめ❣グルースティックも100均などで手に入る短いもので十分。

作品を作っているとあっという間になくなるのでスティックを補充するのが面倒な場合は長いものをおすすめします。

おすすめ❣スタンドは折り畳みのものが使いやすいです。

使わないときは立てておけるし、使うときはたたむと邪魔にならなくて使いやすいです。

要注意!高温のもの、大型のものはグルーが一挙に大量に出てくるので細かいう分には向きません。
普通サイズの低温グルーガンの扱いに慣れてからの必要に応じて使用をおすすめします。




スポンサードリンク

グルーガン 注意点

使用上の注意です。

*使用中はノズル、グルーは高温になり危険ですので絶対に触らないでください。

通常金属のノズルの上からシリコンのノズルがかぶせてありますが、このシリコンノズルが

取れてしまうことがあります。

金属部分は危険なので十分気を付けてください。

*通電している間は必ずスタンドを立ておきます。

寝かしておかないようにしてください。

*使わない場合はコンセントを抜くかスイッチのあるものはオフにしてください。

*終了後は冷めてから片づけます。

熱いまましまうと溶けたグルーが漏れ出すことがあります。

グルーが漏れ出し、周りのものについてそのまま冷めて固まってしまいます。

*一度グルーガンに挿入したグルースティックは抜かずに挿したままにします。

抜くと次に差し込めなくなります。

*子供の手の届かないところで使用、収納してください。

まとめ

私が使っているのは資材屋さんで購入した低温タイプの通常の大きさの1000円ほどのもので、折り畳み式のスタンド付きです。

100均のものも試してみましたが基本的な機能には大きな違いはないように思います。

あえて言うなら、ノズルのカバーのシリコンが100均のものは取れやすいかもしれません。

ノズルカバーがないと制作時にやけどしやすくなるので気を付けたいです。

あっという間に付けられて、つるつるしているものなら固まってからもとって付けなおすこともできるので政策の幅が広がって楽しいですよ。

やけどに気を付けて使ってくださいね。



スポンサーリンク



フォローする

花づくし関連コンテンツユニット