手作りのブーケでウェディングをしたいという方がたくさんいらっしゃいますね。
自分で作ることでより、実感がわき、良い思い出になると考えられる方が多いようです。
ただ、生花で作るのはとっても大変です。
生花のブーケの条件として
*結婚式当日に合わせてお花がきれいに咲いていないといけない
*水揚げが適切にされていないといけない
*前日までには会場に持って行って保管してもらわないといけない(形が崩れないようにする)
主役の花嫁が前日から当日にかけてお花の心配をしなければいけないのはあり得ないですよね!
プリザーブドフラワーなら水揚げの心配もなく、ブーケの型崩れを気にする必要もなく、開花させればきれいに咲いていてくれます。
何日も何週間も前から用意しておけるので当日になって気を使ったりする必要がないのが本当に便利!
ラウンドブーケならコツをつかめばきれいに出来ますよ。
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目次
プリザーブドフラワー ブーケの手作りに必要なもの
今回はバラのみを使いました。
プリザーブドフラワーではグリーンでアスパラ、リキュウソウ、イタリアンルスカスなどもありますが、グリーンやカスミソウなど他のものを入れずにバラだけで作るのも素敵です。
花嫁さんのお好みですね。
他のものを入れないで作るほうが作りやすいかもしれないです。
*プリザーブドフラワー
Sサイズ verdissimo ピオニーピンク 6輪
Mサイズ Vermeille マドレーヌピンク 5輪
ピンクシャンパン 5輪
verdissimo ミルクティー 5輪
Lサイズ Primavera バニラピンク 6輪
*ベイビーピンクのサテンのリボン
*26番ワイヤー
*バールビーズ
*グルーガンとグルースティック
*花用ハサミ(ワイヤーも切れるもの)
サイズは小さいものから大きなものまで、S,M,Lサイズをいろいろ入れて全部で25~30輪ほど使います。
全く同じ色のものを使ってもいいですし、グラデーションや濃淡でちょっと変えたものをえれてもいいです。
同じピンクでも明るい発色の良いもの、くすんだものといろいろあります。
その分量をちょっと加減するだけで、ニュアンスが全く違ってきますので、事前にブーケの本などでどんな感じのものを作りたいのか決めておくとお花もそろえやすいですよ。
プリザーブドフラワー ブーケの作り方
1. Lサイズのミルクティー1本に対して同じミルクティー1本の花びらを外して外側に付けてさらに大輪を作ります。
1本を大輪に作り、花びらを取ってしまったもう1本は蕾のバラをとして使います。
詳しくはこちらのサイト
で画像付きで解説していますので参考にしてください。
ワイヤリングはクリスクロスメソッドを使っています。
クリスクロスメソッドの代わりにピアスメソッドとフックメソッドを合わせることで強度も増し、フックにパールビーズを通すこともでき、バラの花芯にパールを付けることができます。
ピアスメソッド、フックメソッド、クリスクロスメソッドのワイヤリング方法はこちらのサイト
で確認してくださいね。
ワイヤーがあまり多いとブーケが重くなり花嫁さんの負担が大きくなるので使い過ぎないようにしています。
2. Mサイズ、Sサイズのバラは基本的に26番ワイヤーを切らずに使いクリスクロスメソッドでワイヤリングします。
私のオリジナルではバラの頭がポロっと取れたりしないようにピアスメソッドとフックメソッドを合わせたワイヤリングをするようにしています。
クリスクロスメソッドと同じようにワイヤーは2本使いますがバラの花から茎までワイヤーを通しているので花首が何かにぶつかっても簡単に取れないようにするためです。
ブーケをもって歩き回る花嫁さんに何が起こるかわからないので安全な方法だと思います。
2. メリアで大輪を作っている場合は開花させる必要はありません。
1輪で作る場合は花をそのまま使ったり開花させたりしてなじプリザーブドフラワーでも花の咲き具合を変えることで表情を変えることもできます。
開花の仕方はこちらのサイト
で画像付きで説明していますので参考にしてください。
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基本的に花を180度展開して半球を作るようにします。
1. メインになる花(フォーカルポイント)を高さが10㎝程度になるように25~30度に曲げます。
フォーカルポイントの位置は正面の人が一番きれいに見える位置に置きます。
このフォーカルポイントを中心に半球を作るように花を加えていきます。
作りながら横からも見てでっぱりがないか見ながら花を足していきます。
同じ長さで、角度を付けながらお花を足すときれいに出来上がります。
小さなお花はちょっと上に出したり、中くらいのお花はちょっと引っ込めたり高低差を少しづつ付けるとお花がぎゅうぎゅうに詰まった感じにならずに自然にきれいに束ねることができますよ。
ステムまとめた部分から下のワイヤーはフローラルテープでまとめて10㎝ほど残して切り落とします。
お花が多いとワイヤーも多くなりますよね。
あまり太いと花嫁さんが握りづらくなるのでちょっとワイヤーをま義いておきます。
フローラルテープの上からティッシュを3㎝幅ほどに裂いて下から上でクルクルと巻いていきます。
フローラルテープがぺたぺたして粘着質なので簡単につきますよ。
これは握った時にちょっとソフトになって手になじみやすいようにするためです。
硬くてつるっとしてると落としやすいことがあるのでクッションを入れることで手になじみやすくします。
その上からリボンを巻き上げていきます。
リボンの巻き上げ方はコサージュの作った時と同じなのでこちらのサイト
で説明していますので見てくださいね。
飾りのリボンを花嫁さんからきれいに見えるようにブーケの後ろ側に付けます。
飾りのリボンの作り方はこちらのサイト
で詳しく説明しています。
出来上がったリボンにワイヤーを通し、ブーケの後ろからステムにくくりつけます。
プリザーブドフラワー ブートニアも一緒に作りましょう
ブートニアはブーケの中のお花を使って作ります。
新郎が付けるのでちょっと色は控えめのミルクティーとミントグリーンを使いました。
お花は2輪。
その代わりきれいなグリーンのプリザーブドとアーティフィシャルの実の物を入れています。
ブートニアの作り方はコサージュと同じなのでこちらのサイト
を参考にしてくださいね。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り ラウンドブーケの作り方のまとめ
ワイヤ―だけでできてしまうのでとっても気軽にできますね。
お花を触らないように気を付ければ何回でも組みなおしができるので作ってみてくださいね。
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