我が家では毎年お正月飾りを生花で作っています。
毎年、試験管にお正月のお花を活けて玄関ドアに飾ります。
今年のお正月用には試験管よりも太い瓶に花を活けて長い水引と合わせてみました。
お花は玄関飾り、リビングの飾り、など全部一緒のお花を使っています。
まとめて作るのであっという間にできてしまいます。
今年の年末のための覚書にまとめましたので参考にしてくださいね。
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お正月飾り
最近はハーバリウムが流行っているので太さといい深さといいちょうど良い瓶が手に入るので生花のお正月のお飾りを作りました。
ビンの中の茎もきれいに見えるように生けています。
紅白の水引を沢山束ねて年神様をお迎えするための目印になるお正月飾りです。
本物の稲穂を使いたかったのですが今回はこれだけはアーティフィシャルを使いました。
*紅白の水引50本ほど
*直径3~4㎝ 高さ約10㎝のビン
*自巻きの26番ワイヤー
*お正月の生花
センリョウ
ピンポンマム
リシアンサス
ストック
ドラセナ(グリーン)
*稲穂のアーティフィシャル
お花は色を同系色にするとまとまりやすいですよ。
今回はピンク系でまとめました。
ただそこにピンポンマム(グリーン)が入るだけでとってもお正月らしくなります。
まん丸のピンポン玉のようなお花が菊とはいえ、とってもポップでかわいい印象になっちゃうのです。
お花は他にもスイセン、フリージア、ミニチューリップ、万両、ミニ葉ボタンなどがお正月らしいですよ。
ただしぎゅうぎゅうに挿すと茎と茎が当たって傷んでしまうので気を付けてくださいね。
太い茎のものを入れたいときは他のお花は茎の細いものを合わせるようにします。
例えばミニ葉ボタン(太い茎)を入れるならスイセンやフリージア(細いつるつるの茎)を合わせるといいですね。
今回使う水引は1本が紅白になっているタイプのもの。
これを50本ほどまとめて円を作ります。
水引は切らずにそのまま使います。
直線部分は上下で長さを不均等、下に来る方を長くします。
重なったところを26番ワイヤーで留めます。
ワイヤーの端をぐるぐる巻きにしてから上にクルクルと巻き上がります。
ワイヤーが見えたままにならないようにドラセナで隠します。
ドラセナは長くて芯がありハリもありますが、柔らかくて加工しやすいのでワイヤーが見えている場所を巻いてしまいます。
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その上から自巻きの28番ワイヤーでぐるぐるっと留めます。
ビンを水引の上に置きビンの首の部分に自巻きの26番ワイヤーで括り付けます。
ビンを括り付けて余った部分のワイヤーでフックを作ります。
水引がビンの後ろに来るようにセットします。
ドラセナをビンの中に挿すとお花の茎が見えなくなりスッキリします。
長すぎたら折り曲げてビンの中に戻してあげるとボリュームが出ますよ。
後はお花をビンに挿すだけ。
ビンの口がそれほど大きくないのでお花はストック、リシアンサス、ピンポンマム、センリョウを1枝づつで充分です。
挿すときのコツは【下から見上げて綺麗に見えるように生ける‼】
です❣
普通アレンジメントや生け花は棚やテーブルなど目の高さよりも下に来ますが、ドア飾りは目の高さより上になります。
普通の感覚でお花を挿してしまうとお花が全部上を向き、目線にはお花の裏側しか入ってきません。
なのでピンポンマムのようにどこから見ても丸くきれいに見えるものを前面に挿します。
その後ろにストック、リシアンサスなどを挿します。
ストックなど細長いラインのタイプのお花を前面に挿してしまうとお花の下側しか見えず、後ろのお花も見えなくなるので気を付けてくださいね。
出来上がったら玄関に置いてみてきれいに見えるかどうかチェックしてください。
お花の見え方を調整しながらなおしてください。
吸水フォームに挿したり、剣山に挿しているわけではないので簡単にお花を抜いて移動させることができます。
茎を傷つけるわけでもないので挿し直ししても大丈夫ですよ。
リシアンサスは満開のものでOKです。
外に飾るものなので冬場は満開でもとっても長持ちします。
満開の花のほうがパッと目につきとってもきれいに見えるのでお勧めですよ。
実際に12月28日に作るときに満開のものを挿しましたがまつかざりを外す1月7日の時点でもしおることなくきれいに咲き続けていました。
フックが付いている部分はワイヤーがむき出しになっています。
ドアを傷つけないようにコットンを貼っておくとクッションになり傷予防になりますよ。
最後にスポイトなどで瓶に水をたっぷり入れて出来上がり❣
お正月の飾り 作り方のまとめ 玄関飾りに生花を使う 作り方のまとめ
最近は色とりどりのしめ縄にきれいなアーティフィシャルフラワーなどを付けた玄関のしめ縄飾りが出回ってとっても人気ですよね。
でもそれなりに結構なお値段がしますが最後にはお焚き上げしなくてはなりません。
「高かったので燃やしたくない。毎年同じものを飾ってはいけないの?」なんて質問・疑問もよく目にします。
お正月明けのどんど焼きなどで松飾はなどは全部燃やして神様に天にお帰りいただくのが習わしだと聞きます。
私も子供のころには小学校でどんど焼きをしてその時にお飾りなどをもっていって燃やしてもらいました。
関東だけの習わしなのかわかりませんが・・・
でも最近では焚火やお焚き上げなんてことはあまり聞かないですよね。
だからといってお正月飾りを生ごみと一緒に捨てるのも神聖なものだけに気が引けたりしてしまいます。
それで思いついたのがこの生花のお飾り。
お正月飾りのお役目が終われば綺麗なお花は別の花瓶に生けておけばよいのでわざわざ燃やしたり、生ごみで出していいのか悪いのか悩む必要もありません!
なので毎年いろいろなバージョンで生け花お飾りを作っています。
皆さんも今年の年末に作ってみてはいかがでしょうか。
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