タオルはふわふわであってほしい!
手や、顔、体。洗ったら必ずお世話になるのがタオルです。
が、そのタオルがごわごわ、ガサガサだとがっかりしちゃいますよね。
柔軟剤は使っているけれど全然柔らかくないってことありますよね。実際にごしごしすると肌あれの原因にもなります。
ふんわり優しく抑えただけで水分を吸ってくれるのが理想。
反対にすっごくふわふわなのに全然水分を吸ってくれない!
水を伸ばしているだけ!
なんてこともあります。
実際、出先で用意されたタオルがとっても柔らかいけど水を全然ふき取ってくれなくて結局自分のハンカチを使ったなんてこともあります。
理想的なふわふわタオルにするお洗濯のちょっとしたコツをご紹介します。
タオルをふわふわにする洗い方
1.できれば洗濯ネットにタオルを入れる
洗濯機の中で繊維どうしが絡み合ってせっかくのループがつぶれたり、抜けたり、傷ついたりしてしまいます。ネットに入れて保護してあげましょう。
2.たっぷりの水で洗う
節水のためにすすぎを1回で終わらせたり、お風呂の残り湯のみですすぎを終わらせると洗剤や汚れが残ってタオルのパイルが立ち上がるのを邪魔してしまいます。
しっかり水の中でネット入りタオルが泳ぐように洗います。
3.脱水は適度に
乾きやすいように脱水時間を長くしたりするとタオルのパイルがぐっと倒れたり、傷ついたりするので設定どおりにしましょう。
この3点を気を付けてあとはいつものように洗濯機にお任せで洗います。
効果的な柔軟剤の使い方
柔軟剤は毎回使用するのではなく、タオルが前よりゴワゴワする、硬くなったと感じたら使うのが効果的です。
柔軟剤は、繊維の表面に潤滑性のあるものをコーティングすることで、触った時の摩擦を減らし、洗濯物の肌触りがやわらかく感じられるようになるもの。
繊維自体をやわらかくするわけではないのです。
なので、表面がコーティングされることで逆に吸水性が落ちたりするそうです。
「ふわふわしているのに全然水を吸ってくれない!」の理由はここにあったのです。
「柔軟剤、すくなかったのかなぁ?」と増やしてしまうと逆に良くなかったのですね。
また柔軟剤の代わりにクエン酸を使うのも1つの案です。40Lの水に小さじ1程度が適量。
この場合もすすぎは十分にしましょう。
ふわふわになる干し方
1.洗濯終了後はすぐに干しましょう
脱水後は時間を置かず、すぐに干しましょう。
放置しておくと雑菌が繁殖してパイル地を痛める原因になりますし不衛生になります。
2.パタパタが不可欠
脱水した後ちょっと広げただけではタオルのパイルがまだ寝ています。
これを完全に起こしてあげるには10回ほどパタパタバタバタしてあげましょう。
柔らかいからこそ簡単に寝たままになってしまいます。
パイルが寝たまま乾いてしまうと元のふわふわに戻りにくくなってしまうのです。
必ずパタパタしてあげましょう。
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3.握りこぶし1つ分の間隔を開けて
干すときもタオルとタオル、ほかの洗濯物を間隔をあけて干しましょう。
風通しが悪いと生乾きのいやなニオイの原因になります。
4.直射日光は避ける
直射日光で細菌を退治したいところですよね。
でも強い紫外線に長時間さらされると生地がダメージを受け、ごわごわのもとになるので直射日光は短時間。
人間と同じですね。
あとは軒下の日陰で風通しの良い場所に干すのがふわふわキープのコツです。
そもそも柔軟剤を使ってもなぜごわごわになるのか?
柔軟剤を使ってもごわごわしている、フワフワしていても給水しない、この原因がわかりましたよね。
汚れ、洗剤、余分な柔軟剤が残っていて、パイルが起き上がるのを邪魔してい。
柔軟剤の使用量が間違ってしまって少なかったのかと勘違いして、増やしてみたこともありましたがなんと逆効果だったんですね!
そもそもなぜごわごわするのでしょう?
1.経年劣化
タオルには繊維の輪《ループ》がたくさん織られていてその中に水分を取り込み、吸収するようにできています。
が、洗濯を繰り返すことによって、そのループの糸のボリュームや弾力性がなくなり、少しずつ硬くなってしまうのす。
これは経年劣化によるものですが紹介した洗濯の仕方、干し方でふわふわを長続きさせられるのです。
2.汚れが落ちていない
洗剤の容量が守られていなくて汚れが落ちていない。お風呂の残り湯だけですすぎが終わっていると洗剤で洗った後にお風呂の汚れをもう一度つけてしまっていることになります。
その汚れがタオルのループがふんわり立ち上がるのを邪魔していると考えられます。
もしくは洗濯後時間をおいてしまって雑菌が繁殖して繊維を傷つけていることも考えられます。
3.洗剤が残っている
お水の節約のためすすぎが1回だと洗濯洗剤がまだ残っていることがあるようです。
洗剤さえもタオルのループが起き上がるのを邪魔するのです。
4.長時間外に干しっぱなし
紫外線の問題、乾きすぎなどで固くなり元に戻りにくくなります。
でもご紹介した干し方で固くなるのを防ぐことができます。
これらを解消するのがご紹介した洗濯の仕方、干し方です。
まとめ
洗濯の思い込みは捨てて、簡単なコツで気持ちの良いタオルを使って毎日快適に過ごしたいものですね。
でもタオルで顔をふわっと拭いたとき、タオルを手にしたときにふんわりとする香りもほしいところですよね。
そんな時はまた、柔軟剤ではなく、洗濯後にファブリックミストやランドリーミストをシュッと吹きかけるのがおすすめ。
洗濯の方法や干し方にちょっと気をつけるだけで、タオルの肌触りを長持ちさせることができるのでぜひ試してみてください。
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