ドライフラワーとハーブ入りのバスソルトを作ってみて、重曹のことを調べると優しい天然素材で応用範囲が広いが広いことがわかりました。
もともと体の中でも作られる重曹。
口に入れても安心なもので食用にも使われるものなのに、掃除や消臭などに威力を発揮します。
特に安全なものだけを使いたい赤ちゃん、子供のためにどんな活用方法があるのかをご紹介します。
スポンサーリンク
重曹活用に必要なもの
重曹は用途に応じて3種類に分類されます。
薬用、食用、工業用の3種類です。
薬用は一番品質基準が高いもので医療目的にも使われます。
食用は食品添加物として認められており、食品を膨らませたり、柔らかくしたりすることにも使われています。
スーパーでよく見かけますよね。
工業用はお掃除用にスーパー、ホームセンターなどで販売されています。
が、薬用、食用に生成されていないので口に入れたり、赤ちゃん、子供の身の回りの物には使えません。
今回使うのは食用の重曹です。
どちらもベーキングが付くので同じものと思っている方もいるかもしれないですが別物です。
ベーキングパウダーは重曹(ベーキングソーダ)にクエン酸など酸を加えたものです。
これに水を足すと炭酸ガスが発生してパンをケーキを膨らませることができます。
ケーキ用品のコーナーなどに置かれています。
今回は純粋に重曹(ベーキングソーダ)のみのものを使いましょう。
重曹の赤ちゃんと子供の身の回りで活用方法
哺乳瓶は細長くて専用のブラシがあっても洗い残しがないか心配ですよね。
果汁も飲むようになると乳首に色やにおいが残ったりしますよね。
でもごしごし洗うと数が付いて雑菌が繁殖しやすくなるので「どうしたらいいの⁉」って悩みますよね。
そこで
1.重曹を水1Lに重曹をおおさじ4杯入れて沸騰させます。
2.清潔な洗い桶に重曹液を移して哺乳瓶と乳首を入れて1番置きます。
3.水洗いしてかわかせばOK
哺乳ビンと乳首が耐熱性であれば重曹液を煮たてたなべ入れて3分煮沸してもOKです。
耐熱かどうかを確認してから煮沸してくださいね。
コツ!重曹水溶液(重曹液)の濃度は8%以下で!
水:重曹=100:8以下になるように作ります。
100:6でもOK。
100:9は重曹が多すぎです。
8%で飽和状態になるため1%ぶん重曹が解けずに個体のまま水の中に残ってしまいます。
いろいろな場面で使える重曹液なので作り方、分量をマスターしておいてくださいね。
赤ちゃんはまだ食堂や胃袋が未発達なのでミルクをがば~っと吐いちゃったりしますよね。
胃酸が出ているので酸を重曹で中和することができます。
1. 吐いた場所には・・・
水1リットル+重曹大さじ4の水溶液を作ります。
煮たてる必要はありません。
この重曹液をはいた場所にスプレーして後は綺麗に拭き取ると臭いは取れます。
2. 服についた時は…
吐しゃ物を取り除いてから重曹の粉をそのまま振りかけます。
乾いたら重曹の粉をこすり落とすと臭いが取れます。
後は普通に選択します。
要注意!病気ではいたときは・・・重曹ではだめ!
重曹は殺菌成分ではありません。
臭い消しになるだけです。
病気の場合は吐しゃ物にウィルスや菌があるため重曹での処理は適当ではありません。
適切に病院にかかって支持をしてもらいましょう。
使用済みのおむつも結構臭いがこもりますよね。
そんな時はおむつごみ用のポリ袋に重曹1カップを入れてから使用済みおむつを入れると消臭できます。
ポリ袋やおむつ専用ごみ箱を開けたときのむわっとした臭いが軽減されます。
赤ちゃんはなんでもぺろぺろなめちゃいますよね。
でも、そのままにしておくと雑菌が繁殖してしまうし・・・
きれいに掃除をして、またなめても安全なのが重曹の良いところ。
これも重曹使用液でフキンを濡らして拭くだけでOK。
フキンは清潔なものを使ってくださいね。
また、ビーチボール、プールなどビニール製のおもちゃは洗って乾かしてから重曹をそのまま振りかけます。
あと1年は放っておくのでカビが生えるのを防ぐとともに、ビニールどうしがぺったりくっついて離れなくなることもありません。
是非試してみてくださいね。
ぬいぐるみはいつも一緒にどこにでも作れて行くので結構汚れますよね。
そのままにしておいてもほこりを吸い込んでいて、なめたりするのもちょっと心配。
そんなときも大きなポリ袋にぬいぐるみと重曹と空気を入れて口を縛ってぱたぱたします。
15分経ったらぬいぐるみを取り出して重曹を落として掃除機で吸い取ります。
汚れも落ちて綺麗になります。
重曹水溶液を浸したフキンを硬く絞って拭くと清潔に保てます。
クレヨン、鉛筆、ペンなどが付いてしまったところも重曹液をスポンジなどに含ませてこするときれいに取れます。
家具など塗装、無垢材などは使用しないほうが良いと思います。
スポンサードリンク
重曹活用法 気を付けるべきこと
これだけ万能に思える重曹にも使ってはいけないものがあります。
*真珠
*アルミ製品
*木製製品
*塩と同じ成分 取り過ぎに注意
*カルシウムを溶かす作用があるため真珠を付けておくと変色してしまいます。
*アルミニウムも重曹でこすると黒ずんでしまいます。
他のキッチン用品と一緒に掃除しないように気を付けてくださいね。
*木製のものも重曹液に付けて置いたり、こすったりすると白くなってしまいます。
*重曹は重炭酸ナトリウムとも言います。
ナトリウム成分=塩が入っているためしょっぱいです。
食品にも使われますが塩分の取り過ぎには気を付けましょう。
一日の摂取量は5gまで。
そのものをなめたりすることはないと思いますが、炭酸を作ったりもできるので取り過ぎには気を付けましょうね。
重曹 天然素材だから安心 赤ちゃんや子供のための活用法のまとめ
安全にいろいろな場面で使えるので心配なく使えます。
私は瓶に入れておいて、使いたいときにすぐに出せるようにしています。
水溶液を作ってスプレーに入れておくのも便利ですね。
ただし沢山作りすぎて、ずっと使わないと水分が蒸発して重曹がスプレー口を詰まらせてしまうこともあるので気を付けてください。
スポンサーリンク