ハーバリウムは色落ちする?しない?実際に検証してみた

最近人気のハーバリウム。

ビンにプリザーブドフラワー、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーをいれてからオイルを入れることでガラスの中に花を閉じ込めたような美しさを楽しむことができますね。

ガラスに入れるなら気にしなくてもいいですが、オイルを入れるのでやはり気になるのは色落ち。

何個も作って5~9か月たったものを作りたての時と色具合を比べてみました。

今回使っているのはハーバリウム専用のミネラルオイルです。

ベビーオイルなど代替品は使っていません。


スポンサーリンク


ハーバリウム 全体的に色が変わったのは?

色の変化があるか、いくつかの種類を窓辺においてみました。

一日中直射日光が上がるわけではないのですが、外からの光が入る北側の窓辺に置いておきました。

どれも同じ条件の場所に置いています。

例年よりも暑い夏を経ているので、毎年、同じ結果が出るかどうかは今のところはわかりませんが、とりあえずわかったことをまとめてみました。

プリザーブドフラワー バラ パープル

この色が一番色が落ちました。

色が落ちたというよりも色が変化したといっていいかもしれません。

色落ちするとオイルの色も濁ると思いますがオイルの透明度自体はあまり変化していないよう。

お花がない所を見ると以前としてオイルは綺麗な透明度を保っています。

ハーバリウム専用ミネラルオイルの安定性はやはり高い物でした。

作りたてのハーバリウム バラのパープル

作りたてのハーバリウム バラのパープル

7月から9月まで例年にない暑さ(気温30度越えは当たり前)の毎日を経ています。

5か月後にはベビーピンクになっています。

花びらもオイルを吸ってオーガンジーのように見えます。

5か月後

5か月後

これはこれで綺麗な作品。

それぞれのお好みで楽しめると思います。

ミネラルオイルの生産元にも事前に色落ちしやすい色があるかどうかを訪ねていましたが以外にも薄い色、特にピンクが色落ちするとのことでした。

ちなみに、ラインストーンをエポキシ接着剤で花びらに付けていますが、これは綺麗に残っています。

剥がれ落ちたり、輝きなどに変化はありませんでした。

カラーサンド

下の写真の作品は

*カーネーション プリザーブドフラワー(ブルー)

*あじさい    プリザーブドフラワー(ブルー)

*デルフィニウム アーティフィシャルフラワー (ブルー)

*モス      プリザーブド(白)

*カラーサンド (ブルー)

を使っています。

夏のハーバリウム

夏のハーバリウム

下の写真が5か月後。

こちらも熱い夏を同じようにこしています。

*アーティフィシャルフラワーも染料がオイルで色落ちしないか心配でしたが、とりあえずアーティフィシャルフラワーのデルフィニウムは色落ちしませんでした。

*プリザーブドフラワーのカーネーション(ブルー)もそれほど色の変化はありませんでした。

*モスはもともと白なのでそれほど大きな変化はありませんでした。

5か月後

5か月後

色落ちしたのは

*プリザーブドフラワーのアジサイ(ブルー)

アジサイは綺麗に透明になっています。

*一番色の変化があったのはカラーサンド。

綺麗な濃いブルーはかなり色落ちしています。

とはいっても、もともと濃いブルー色が多いわけではなかったのでオイル自体はそれほど濁っているとは言えません。

若干全体の色が退色しているように見えるぐらいです。

アジサイ・モス

3つの色別に作りましたがまずピンク系から。

*スターリンジャー ドライフラワー (濃いレッド)

*アジサイ(ピンク)

*ペッパーベリー(ピンク)

*モス(ホワイト)

*カスミソウ(ホワイト ラメ付き)

3色のハーバリウム

3色のハーバリウム

*プリザーブドフラワーのスターリンジャー(濃いレッド)にはあまり大きな変化は見られません。

着色しているので心配でしたが大きな変化はありません。

9か月後

9か月後

全体的にちょっと色が変わっているように見えますが、ピンクだったアジサイがほぼ色が抜けているように見えます。

葉脈だけはピンクですが、全体的にはベビーピンクのように見えます。

下の写真の作品は

*アジサイ(ブルー)

*カスミソウ(ホワイト ラメ付き)

*カーネーション

*モス(濃いブルー)

を使っています。

9か月後

9か月後

一番大きく変化したのはモスの色。

大きくといっても他のものに比べてなので全く違う色になってしまったわけではありません。

以前よりちょっとだけ色が薄くなったように見えます。

モスはもともと着色されて様々な色があるので色落ちしやすいと言われています。



スポンサードリンク

ハーバリウム 色の変化がなかったのは?

色落ちをあまり感じなかったのはプリザーブドフラワー、ドライフラワーでは黄色系。

アーティフィシャルフラワーの色落ちもあまり確認できませんでした。

カスミソウなど小さなものの色の変化もあまり感じません。

ハーバリウムは色落ちする?しない?実際に検証してみた のまとめ

色の変化があったのはプリザーブドフラワーではアジサイが一番多かったように思います。

小物ではモスとカラーサンドの色落ちが目立ちました。

お好みにもよりますが、色落ちしたり変色、退色したものもそれなりにきれいなものです。

変色してしまって全く違う色に変わってしまったり、オイルが酸化して黄色や茶色になってしまうこともありません。

ハーバリウム専用のミネラルオイルはプリザーブドフラワー、ドライフラワーを保存するには本当に安定性の高いものだと思います。

全く変化がないわけではありませんでしたが、1年ぐらいなら見た目がひどくなるほどの変化には至らずそれも変化の一つとして楽しめるのではないでしょうか。

ただ、花をギューギューに詰め込み過ぎるよりも、隙間があるほうが時間がたってもきれいに見えるような気がします。

花と花の隙間から綺麗な透明なオイルが見える位が綺麗!

花の存在感もはっきりして、メリハリの付いた綺麗な作品になるのではないかと思います。

皆さんが作品を選ぶときの参考になればと思います。

メーカー、置いた場所、期間によっての違いもあるかもしれないので1つの参考にしてくださいね。

合わせて読むと楽しい記事はこちら

ハーバリウムでお正月の飾りを手作りしましょう! 和風にするコツはこれ‼
オイルを入れるだけでお花が本当に瑞々しくきれいになるハーバリウム。 お正月もお正月らしいものを作りたいですね。 お正月らしい、中に入...
押し花の作り方 色鮮やかに作る方法 自由研究、ハーバリウムに使える
庭の花や買ってきた花、発表会などでいただきた花など、せっかくならきれいにとっておきたいですよね。 色鮮やかで、花弁が薄くて、あまり多く...
ハーバリウム 色付けして2層にする驚きのテクニック!
人気のハーバリウムですが、中の花材を変えたり、貝、リボン、実のものなどを入れたり、するとバリエーションも増やすことができますが今回は液に色を...



スポンサーリンク



フォローする

花づくし関連コンテンツユニット