お中元とは何 贈る相手は 金額相場は などの疑問の解決とご提案

6月になるとお中元のシーズンですね。

結婚して一つの家族を作り、これから季節のご挨拶などしなければいけなくなった方が直面するのがお中元。

でも一体誰に贈るものなの? どういう理由で送るものなの?
絶対上げなくてはいけないものなの?
贈るとしたらどのぐらいのものを贈ればいいの?
などなどいざ自分がその立場になると分からないものですよね。
そんな疑問を解消しつつ、ご提案をしていきます。


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お中元とはどんなもの?

お中元は絶対贈るもの?

お世話になったと思う相手に贈るもので必ずしないとマナー違反になるというものではありません。

お世話になった方々に季節のご挨拶として贈るものでもありますから、贈る贈らないは自分で自由に決めて大丈夫なのです。

親類、親、兄弟、上司などへ、いつもお世話になっていると思うその感謝の気持ちを形にして表すものです。

他の機会に感謝の気持ちを伝えているなら、わざわざお中元を贈る必要もなく、ご主人や家族と話し合って決めていいのです。

ただ贈るのであれば決まった期間、贈り方などの決まりもあるのでこのマナーはきちっとされるとよいですね。

いつまでに贈るもの?

贈る期間は7月初旬から15日ごろまで。

これはお相手にお中元のお品物が届く期間です。
なので贈る手配はもっと早くになります。
デパートなどではお中元のコーナーが6月ぐらいから始まりますよね。

品物によっては7月に入ってすぐに送られるものと、そうでないものがあります。
お菓子などはいつでも希望どおり送れますが、果物など食べごろがあるものはちょっと時間がかかったり
します。旬のものを贈りたいときは早めに手配することをおすすめします。

贈るときの決まりは?

お中元ののしを付けてもらいます。
お店に「お中元ののしをつけてください。」
とお願いすれば大丈夫。
この時期お店の方のほうから「おのしはお中元でよろしいですか?」
と聞かれることが多いと思いますのできかれたら「お中元でお願いします。」
といえば大丈夫です。

また商品を贈るだけでなく別送で送り状も送ることをお忘れなく。

贈ってはいけないものはある?

お中元を現金にされるのは、大変、失礼になります。
お中元は、日頃の感謝の気持ちを、形にして贈るもので、喜んでもらいたいという気持ちの表れなので、
現金は避けます。

自分で商品を選んでいただきたいのであれば商品券がおすすめ。
デパート商品券・JCBギフト券・VISAギフト券など

ここでそれぞれの特徴をご紹介しておきます。
デパート商品券:デパートでしか使えませんがおつりが出ます。

クレジット会社の商品券:どこでも使えますがお釣りがもらえません。

お中元を贈る相手はだれ?

贈る相手としては親、義理の親、兄弟、上司、習い事の先生などです。

いつも、いろいろとお世話になっていて、感謝の気持ちを改めて伝えたい

親類、関係者に最適なものを贈ります。

「これまでもありがとう、これからもよろしくお願いします。」という気持ちをものに置き換えて贈りましょう。

兄弟 両親 義理の両親

今までお世話になってきた両親、義理の両親、結婚式などでもお祝いをもらった兄弟など、感謝の気持ちを表すために贈られる方が多いです。今後、恒例行事となるので家族でちゃんと話し合い、贈るかどうかを決めましょう。

近くに住んでいて頻繁に顔を合わせているならわざわざお中元を贈らないで、

代わりに旅行などで遊びに行った時のお土産などをあげる、こんなことの繰り返しでもよいのです。

同じように、兄弟夫婦が贈っているので自分たちもしなければいけないか?

というとそれぞれのご家族の考え方になるのでご家族内でよくリサーチして

決めてください。

会社関連、上司

最近では“虚礼廃止”の会社もありますので会社の慣例に従うのが一番です。

ご自分の会社の慣例やご主人会社の慣例をよく調べて、相談して決めるのがベストです。

一度お中元を始めると恒例行事になり、毎年決まった負担になることや、自分、ご主人もしくは上司が転勤、退社、退職した場合その後やめるのか続けるのか、そんな問題が出て来ることも考慮しましょう。

お中元の金額の相場

お中元 兄弟 両親 義理の両親への相場

3000円~10000円と幅広いです。

近所に住んでいて頻繁に会っているか、遠く離れているのでたまにしか会えないのか、

お盆や年末年始に長期で帰ってお世話になるのか、ほかのプレゼントなどを贈っているのかなどによってばらつきがあるのでしょう。

父の日、母の日、誕生日のプレゼントなどなどほかにもかかる支出なども含めて年間の全贈答経費をはじめに決めてしまって割り振ってもよいと思います。

お中元 上司への相場

3000円~5000円の範囲が多いです。

会社の慣例、ほかの社員の方の動向などを参考にしてください。




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まとめ

お中元には誰に贈らなくてはいけない、というルールはないながらも贈るに際しては、マナーがあります。

また、一度始めると慣例化するので今後のことも考えて夫婦で話し合って決めるのが一番です。

父の日、母の日、誕生日などにプレゼントをしているというのなら改めてすることもありません。してはいけないという事でもないのでご家族で話し合って決めてください。

私の場合は「お中元とか気遣いはいらないから、自分たちのために貯金して」と両親から言われ、その言葉に甘えて送っていません。

一方で義理の両親からは何も言われないので、贈り続けています。必ず両家族に同じようにしなければならないというわけでもないのです。

「これから子供ができたら子供を預かってもらったりとお世話になるだろうからその時のためにもお中元で気持ちを表現しよう。」というのもありますよね。

上司も会社によりけり。

どうするかは周囲の環境に合わせながら、自分たち次第で決めてよいものなのです。

どちらにしろ「いつも気にかけています。感謝しています。」というメッセージが伝わるように心を配りましょう。



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