ハーバリウム専用ミネラルオイルとベビーオイルで作り比べた結果は?

ハーバリウムは消毒した瓶にお気に入りのドライフラワー、
プリザーブドフラワー、ビーズ、貝殻などを入れて後はオイルを
入れるだけの簡単な作り方のもの。

最大の問題がオイル‼

シリコンオイルとミネラルオイル(流動パラフィン)の違いは

別サイトで説明しましたが

じゃ~専用オイルと代用品としてよく出てくるベビーオイルの違いは何なの?

何がどう違って、どんな時にどちらを使うべきか・・・

ということで、生産者に聞いてみたり、実際に使って比べて違いを見つけました!


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ハーバリウムを専用オイルとベビーオイルで作り比べてみた!

ハーバリウム専用オイルもベビーオイルも同じミネラルオイルです。

どちらも成分は同じで、高度に生成された安全なオイルです。

同じものを用意

同じものを用意

ならばハーバリウムにはどっちを使ってもいいんじゃない?

ベビーオイルのほうがドラッグストアなどで買えるので手に入れやすいし、量もちょうどよい。

けれど専用オイルがあるってことは何かが違うはず。

粘度の違いに使い勝手の違いがあります!

同じ瓶,同じ花材を用意して右側にハーバリウム専用ミネラルオイル、 左側に代用品のベビーオイルを入れて比べてみます。

右 ハーバリウム専用ミネラルオイル 左 ベビーオイル

右 ハーバリウム専用ミネラルオイル 左 ベビーオイル

今回使った花材は

*アジサイ (プリザーブドフラワー)

*カーネーション (プリザーブドフラワー)

*デルフィニウム (アーティフィシャルフラワー)

*モス (プリザーブドフラワー)

*貝殻、シーグラス、フェイクパール

ハーバリウム 専用オイルの特徴

ハーバリウム専用オイルもミネラルオイルを同じ条件のビンに注入します。

プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー

プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー

特徴1. 粘度が高くはちみつのようにドロッとしている!

ドロッとして粘度があるため瓶の中のものが固定されてあまり動きません。

瓶をちょっとぐらい動かしても中の軽い花材は安定しています。

ハーバリウム専用ミネラルオイル

ハーバリウム専用ミネラルオイル

特徴2. より透明度が高い!

粘度が高いせいか、中の花材がクリアに見えます。

ベビーオイルは無香料のものを使っていますが、ベビーオイルよりもクリアに見えます。

シリコンオイルと比べて若干色落ちが確認されるようですがそれほど気になるものではありません。

年単位での経年変化になります。

シリコンオイルとの比較は

ハーバリウム オイルの選び方 シリコンオイルとミネラルオイルの違い
ハーバリウムを自分で作りたい人もたくさんいますね。作るときに欠かせないのがオイル。いろいろなオイルがあるけれども何を使えばよいのかわからないことが多いですよね。専用オイルでなければいけないのか、オイルによってどんな違い、特性があるのか、何か違うオイルでも代用できるのかなどなど。オイルによる特性、お値段の違いと、用途によっての選び方をご紹介します。

を参考にしてください。

ハーバリウム オイル 代用品 ベビーオイルの特徴

特徴1. ポンプが付いているので瓶の挿入しやすい!

ビンにオイルを入れるのが一番難しいハーバリウムづくり。

でもベビーオイルの場合、ポンプが付いているのでオイルをビンの外に垂らすことなくきれいに注入することができます。

実際本当にきれいに入れることができました。

特徴2. 代用品のベビーオイルはさらさら!

もともと赤ちゃんのマッサージに使ったり、おむつを替えるときにお尻をきれいに拭き取ったり、耳掃除などに使われているので肌になじみやすいさらさら感があります。

なので注入時にポンプを使うことで空気も一緒に入ってしまうのが心配でしたが、さらさらしているので空気も自然に簡単に抜けていきました。

ポンプで楽々

ポンプで楽々

特徴3. 花材が動いやすい



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粘度が低くさらさらしているのでビンに入れても水のようにさらさら動いています。

⇓  ⇓  ⇓

瓶の中の花材も動きやすい= 沈みやすい

ということです。

お花をきれいにレイアウトしても沈んでしまって元のイメージと違ってしまいます。

特徴4. 無香料でも透明度は・・・

透明度はハーバリウム専用ミネラルオイルのほうが高いように見えます。

やはり透明度が高いほうが見た目にはきれいです。

まとめ

同じミネラルオイル成分なのですが粘度の違いが大きいです。

ハーバリウム専用ミネラルオイルは粘度が高いため花材をきれいに固定してくれます。

↓   ↓   ↓

レイアウトしたままの状態を保ってくれます。

また、花材との密着度も高いので花材がきれいに見えます。

ハーバリウム オイルの選び方 シリコンオイルとミネラルオイルの違い
ハーバリウムを自分で作りたい人もたくさんいますね。作るときに欠かせないのがオイル。いろいろなオイルがあるけれども何を使えばよいのかわからないことが多いですよね。専用オイルでなければいけないのか、オイルによってどんな違い、特性があるのか、何か違うオイルでも代用できるのかなどなど。オイルによる特性、お値段の違いと、用途によっての選び方をご紹介します。

でも紹介しましたが、販売目的はシリコンオイルを使用することを推奨されています。

ハーバリウム専用ミネラルオイルはお教室、手作り品としての販売、趣味、プレゼント用に問題なく使えると思います。

ベビーオイルは・・・練習用でしょうか。

花材を沢山ギュギュっと入れてしまえばよいのかもしれませんが入れても花材は柔らかく、

沈む可能性はあります。

それでも沈まないテクニックはあります❣

沈まないテクニックの詳細は

⇓   ⇓   ⇓

ハーバリウム 作り方のコツ 花が浮かないマル秘テクニック
ハーバリウム 作り方は簡単ですがちょっとしたコツで、花が浮かずに思い通りに綺麗になります。色々な色で、お花だけでなく、パールやリボンを入れても素敵です。

を参考にしてください!

どちらのオイルも長時間直射日光が当たり続ける場所での保管は避けることをおすすめします。

高品質、高純度のミネラルオイルで基本的に安定していて変化が多いものではありませんが、長時間の直射日光を浴びることで変色したり花材等の色あせの原因につながることがあります。

またどちらもオイルですので火気厳禁です。

保管保存場所には気を付けてください。

ミネラルオイルとして、ハーバリウム専用ミネラルオイルとベビーオイルを実際に使って比較した結果でした。

用途に応じて使い分けてくださいね。

こちらのハーバリウムオイルは量が500ml、1L、2L、3L、4L、5Lと小刻みになっているので使いたい分だけ買うことができて使いやすいです。

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