ビジューイヤリング作り方 石が取れないようにするには?

まだまだ人気のビジューアクセサリー。

ビジュー(bijoux)とはフランス語で宝石という意味。

でも、日本の手芸・アクセサリーの中ではガラス製や樹脂製の宝石に似せた台座を付けたストーン類を挿しています。

アクセサリーのパーツ店もたくさんあるのでいろいろ自分好みにそろえることができますが、その付け方をどうしたら一番良いのか?

接着剤でよいのか? 付けている間に石が取れて落としたりしないのか?

などなど不安ですよね~

実際、私も作りましたけれど、石が1つポロっと取れてしまったことがあります。

いろいろ作ってみてこれが失敗しないなぁ~と思った方法をご紹介します。


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ビジュー イヤリングの作り方 必要な物は?

今回作ってみたいのはこんな作品。

スワロフスキー、コットンパール、チェコビーズを使ったピンク基調のピアスです。

ビジューイヤリング

ビジューイヤリング

ビジューイヤリング作りに必要なもの

* 好きなスワロフスキーエレメントとそれに合った台座

* コットンパ―ル 2個

* スカシ 2枚 直径2㎝

* アクセサリー用ワイヤー

* ピアス金具 接着面直径1㎝

* UVレジン(100均)

* UVライト

* ペンチ

ビジューイヤリングの各パーツ

ビジューイヤリングの各パーツ

まず作りたい大きさのスカシを見つけます。

今回は直径2㎝のものを選びました。

シャワー台という手もありますが、爪付きの蓋を後ろからふかぶせるようになっています。爪を倒して石の付いている表面のプレートを固定するのですが、二重になって重くなったりするので私はスカシのほうを選びます。

次にその中に納まるスワロフスキーエレメントを選びます。

スカシの中にいくつもの石とコットンパールが入るのでスカシの大きさに合わせながら選ぶとイメージがわきやすいですよ。

コツ!石を選ぶときのコツは

1. 石の大きさ

大中小の石やパール、淡水パール、チェコビーズを組み合わせると形が整いやすいです。

大きいもと中型の石で大体の形を作り、空いた隙間を小さい石やビーズで埋めるためです。

2. 全体の色

同系色、透明、乳白色で合わせると調和がとりやすいです。



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ビジュー イヤリング の作り方

1. スワロフスキーエレメントを台座にセットします。

台座にスワロフスキーを入れて、ペンチで爪を倒します。

コツ!この時のコツは

① 一気に折り過ぎないこと。

② 最初の爪を折ったら次は対角線上の爪を折ること。

最初の爪を思いっきり折ってしまうと石が押されて台座の中に沈むことがあります。

一方で、反対側が台座の上に飛び出してしまいます。

爪を折る順番も、最初の爪の次に隣の爪を折ってしまうと片方が沈んで反対側が浮いてしまうことがあります。

石と台座

石と台座

2. スカシを用意し、その上に大きい石(パーツ)から中くらいのもの→小さいものと配置します。

スカシ

スカシ

大きいものを最初に配置

大きいものを最初に配置

中ぐらいの大きさの石を配置

中ぐらいの大きさの石を配置

コットンパールも配置

コットンパールも配置

小さめのスクエアを配置

小さめのスクエアを配置

チェーンストーンを配置

チェーンストーンを配置

配置をして大体のデザインを作ります。

紙などにイラストを描いておいて後で付けるときの目安にします。

開いたところは小さいチェコビーズや淡水パールを直接付けていきます。

3. 実際にワイヤーで石をスカシにくくり付ける

ワイヤーを30㎝程に切っておきます。

表面になるほうからワイヤーを通し裏から表に戻して、表面でワイヤーをねじって留めます。

長いほうのワイヤーを石の台座の穴に通してスカシの穴に通して裏側にワイヤーを通します。

挿したワイヤーを表に戻して次の石を同じように挿して付けます。

順番はレイアウトした時の通りに大→中→小の順番に付けていきます。

ワイヤーで固定

ワイヤーで固定

ワイヤーで固定

ワイヤーで固定

ワイヤーを表に戻して最初に通したときの短いほうのワイヤーを一緒にしてねじり、はさみの先で短く切ります。

ビジューイヤリング

ビジューイヤリング

4. UVライトで固定する

ワイヤーで括り付けているので石が簡単に落ちることはありませんが、がたがた動くことはあるのでレジンを使ってUVライトで硬化させます。

重要!硬化させる前に必ず石についてしまったレジンは綺麗に拭き取ってください。

濁り、くすみの原因になりますし、硬化してからでは取れません。

表から硬化

表から硬化

裏からも硬化

裏からも硬化

UVライトで硬化

UVライトで硬化

レジンはダイソー、キャン★ドゥ、セリアなどの100均でも5g入りのチューブで購入できます。

石と石の間を固定するのと、裏をきれいに平らにするのに付けるのでほんのちょっとあれば十分です。

5. ピアスやイヤリング台を付ける。

4でパーツを固定してからピアスやイヤリング台をUVレジンで付けて硬化させます。

ピアス台

ピアス台

ピアス台

ピアス台

裏に留め金を付ける

裏に留め金を付ける

見やすく白い糸で通してみると裏から見るとこんな感じになりまが、スカシと同じ色のワイヤーを使うと目立ちません。

裏側にレジンを付けて金具を乗せてUVライトで硬化させます。

付けたら、さらにピアス台の上とスカシの境目も覆うようにレジンを塗ってサイド硬化させます。

念のため表からも硬化して出来上がり。

重要!レジンの硬化時間

UVライト(36w=ライト4本付き)を使う場合:2~10分

窓絵などの直射日光 :10~60分

時間は目安ですので確かめてみてまだ、レジンが手についたり、パーツが動くようであればさらに長く照射してください。

UVライトがない場合は2剤を混ぜ合わせるエポキシ系の接着剤が強力ですよ。

まとめ

ピアスはいろいろな種類がたくさんあって、かわいいもの、斬新なデザインのもの目を奪われるものがとっても多いのですよね!

でも、イヤリング(クリップ式)のものはあまり目新しいものがないな~というのが正直なところ。

ピアスの穴をあけていない私にとってはとっても歯がゆい現実でした。

じゃ~自分で作っちゃえば!!
と思って始めたのがアクセサリー作り。

お教室でも皆さんに作っていただいたり、「こんなのが欲しい!」という声にお応えして作らせていただくこともあります!

思った通りにできたり、作っているうちにアイデアが出てきて当初思っていたものとは違うものに出来上がってしまったり!

自分で作るってとっても楽しいですよね。

ちょっと細かい所はなかなかどんな方法がベストなのか試してみないと分からないこともあったり、経験してみないと気が付かなかったりする事もたくさんあります。

私は自分で作って石が取れてしまった経験からワイヤーとレジンの併用で安心して付けられる方法を採用しました。

今回のビジューの固定に関しても色々試してみてのことなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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