秋がテーマ❣ 横浜西洋館のフラワーアレンジ
季節、イヴェントに合わせて各洋館(全6館)で
アレンジが置かれていることがおおいのが
山手西洋館の楽しいところ。
ことあるごとに訪れます。
もう中秋の名月は終わってしまいましたが
どの館もお月見がテーマ。
ハロウィンの前に日本ならではの
お月見があることを思い出させてくれる
横浜山手西洋館です。
【木漏れ日の中のエリスマン低】
春は桜の花に囲まれるエリスマン低。
絹糸貿易商のエリスマン氏の私邸として
1926年に建てられました。
ここにあるカフェからの眺めも最高ですが
今日はお月見アレンジのご紹介。
秋の野にススキと月と池に映る月
目に浮かぶようですよね~
月とススキだけだとちょっと寂しいですが
秋色アジサイ、黄色のオンシジウム
赤いバラ、赤い実が沢山のローズヒップ
このアレンジがぐっと華やかさを際立たせています。
絢爛豪華なアレンジを見てから、
ほっと一息の優しいコスモスは
水盤にお花を浮かべて月夜を思わせますね~
サンルームに置かれた大きな水盤に
石と籠を置いて花留め代わりに。
これで細そいコスモスものびのびと
行けることが出来るのですね~
【山手234番館】
エリスマン低の道を挟んで向かいにある
山手234番館。日本人建築家による、
外人向けの共同住宅。
1927年に建築されています。
カラーリーフのヒューケラ、シルバーリーフ
にルドベキアのダークな花芯と黄色い花びらが
明るい印象を与えています。
ブラックパール、ベゴニア、斑入りプミラ
センニチコウ、などなどダークな色と
明るい色が実りの秋を連想させます。
観賞用唐辛子のブラックパールやワインレッドのドラセナ
にアクセントの白い斑入りのプミラなどなど
すぐに真似したい秋の寄せ植えが出迎えてくれます。
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バックを黒くしてお花見に欠かせないお団子が
暖炉の上にちょこんとおかれています。
火の入る前の暖炉がお花もないのに
こんなに華やかに❣
お花月見のテーブルコーディネートは
ほかのシーンでもお手本になります。
豪華な帯をテーブルセンターにして
その柄を見せるために升で足を作り
黒い板を渡して食器を作ってしまっています。
絶対にお正月にお手本にしたいです。
マム(菊)というと日本では仏花の主役
ですがヨーロッパではよくアレンジに使われます。
がやはり真ん丸のピンポンマムが人気ですね。
色もピンク、ワインレッド、黄緑など
ポップなかわいい色のピンポンマムを
使うとこんなにかわいくアレンジできるのですね~
雪柳や、ナナカマドなどと合わせても十分
シックにアレンジできるのは新鮮ですね~
白いピンポンマムと赤い姫リンゴ、
ローズヒップでこんもりと土台を作り
高さのススキが担当。素敵です!!
【ベーリックホール】
エリスマン低のすぐ隣のベーリックホール。
ちょっと南欧風の建物なのが印象的な
建物ですが1930年にイギリス人貿易商
ベーリック氏の邸宅として建てられた洋館。
スパニッシュスタイルを基調とした
パティオがある建物です。
玄関ホールも重厚でありながら
とってもポップに家族とお客様をお出迎え。
秋咲のバラが明るくお出迎えしてくれます。
こちらはこの時期あまりアレンジの展示は
ありませんでしたが美しい窓からの
庭の眺めが温かみがあり素敵です。
真っ青な窓枠と薄いブルーの壁が
子供部屋だけど落ち着きます。
主寝室の隣のお部屋。
ソファーでくつろぐのでしょうね~
お庭にあったアメジストセージ。
セージ類はとっても強いのでどんどん
増えていきます。
今回は歩いて数歩のこの3低の
お庭とアレンジをご紹介しました。
いろいろ参考にしたいと思います。
次回はイギリス館のアレンジメントを
ご紹介します。
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