結婚式にあると便利なのがふくさ。
マストアイテムではないのですが、あればとても便利ですし、お渡しするお相手への気遣いなどがうかがえる道具ですね。
使いやすいふくさ、使い方、選ぶ色などをご紹介します。
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ふくさとは?
ご祝儀袋をそのままバッグに入れてしまうと、ご祝儀袋が汚れてしまったり、水引などが潰れたり、引っかかって崩れてしまったり不安ですよね。
ご祝儀袋をきれいに保つのが《ふくさ》です。
お祝儀をいくらご祝儀袋に入れているとはいえ、そのまま持ち運び、お渡しするときに万が一汚れていては失礼になりますよね。
もともと風呂敷のようにお祝いの品や祝儀袋などの上にかけて、埃よけ的に使うものでした。
お祝いにお渡しするものが汚れてはいけないという心遣いから生まれたものです。
今回ご紹介したいのは台付きふくさです。
保管用に木の箱などに入って売られています。
どんなものを選ぶと良い?
今回ご紹介する台付きふくさが使いやすいです。
財布型でお札のようにご祝儀袋を入れるものもありますが、水引でデコレーションが施してあるような華やかなご祝儀袋が入らないことがあります。
かえって無理やり入れるとご祝儀袋が汚れてしまったりします。
ですがふくさで包むタイプのものであればご祝儀袋の大きさを選ばず綺麗に包むことができます。
ふくさの爪を外して開くと中に板が入っていますので台の上にご祝儀袋をのせてまた、たたむだけ。
ふくさのサイズは約34㎝×34㎝
台のサイズは約19㎝×19㎝
小さなバッグでも入るサイズです。
ご祝儀用ですと明るい色のもの、私が持っているのは赤い小紋柄のものです。
紫の物もご祝儀として使えますので一緒に持っています。
要注意!地域などによっては紫でも暗い色はご祝儀にはNGというところがあるようなので、調べてから購入されると良いと思います。
中の板の色にも注意を。
ご祝儀用には赤い板のものを使います。
最近のものはご祝儀、不祝儀兼用のものもあり、いたがリバーシブルになっていて、裏側はグレーになっています。
さすがに表のふくさの色が赤などの鮮やかな色は不祝儀には使えませんが紫色のふくさなら、板をひっくり返してグレーのほうを出して不祝儀としても使えるので便利です。
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ふくさの使い方は?
ふくさを開くと中に台が入っています。
1. ご祝儀袋をふくさの真ん中より、やや左側にのせる
2. 左側の角をとり真ん中へと折る
3. 上の角と下の角をとり、かぶせる
4. 右側を真ん中へと折り、余った部分を裏へ折り返して外側の爪をかける
後はバッグに入れるだけ。
式場についたら、コートや大きめな荷物はクロークに預けてしまいますよね。
パーティー用の小さなバッグ、クラッチバッグなどではこの台付きふくさが入らないこともあります。
そんな時でもバッグとふくさを別々に持つことは大丈夫なのです。
ふくさは風呂敷と同じようにものを運ぶものと見なされているので、入れ物そのものなのです。
なので小さなバッグには貴重品やハンカチ、リップのみで、別にふくさをもって受付に行けば大丈夫です。
閉じたふくさの上に金封を乗せます
右回しにして相手のほうを向けます
ふくさを開いてご祝儀袋を取り出しササっとふくさをたたみその上にご祝儀袋を置きます。
右回りにして受付の方にご祝儀袋の名前が読めるように向けます。
そのあとは2つの方法があります。
A. ふくさを受付の台に置いてご祝儀袋だけを両手を添えてお渡しする。
B. たたんだ台付きふくさを台代わりにしてご祝儀袋を乗せ差し出し、ご祝儀袋だけを受け付けの方に取って頂きます。
どちらでもお好きなほうで大丈夫です。
ふくさの正しい使い方は、ご祝儀をふくさに包んだまま先方へ差し出すのが礼儀だそうです。
ですが多くの方がいらっしゃる場所で先方にふくさを開いてご祝儀袋を出すという手間をかけるのはかえって失礼。
なのでAかBのどちらかでお渡しすれば問題ないです。
結婚式のご祝儀にはふくさがあると便利できれいのまとめ
ドレスでも和装でもふくさでご祝儀袋をお渡しする心遣いは先方を思えばこそ。
ふくさを持っているとちょっと素敵に見えたりしますし、ぜひ1つ用意しておくと良い物です。
デパートやネットショップでも見つけられますよ。
結婚式にお呼ばれしたらどんな服装が良いのか気になりますよね。
服装のマナーに関してはこちらのサイト
⇓ ⇓ ⇓
結婚式にふさわしい服装 秋の女性のドレス選び マナーとポイント
をご覧ください。
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