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女の子のお雛祭りの次は男の子の端午の節句ですが季節ですね。
当たり前のような流れですがいつから飾るの? いつしまうの? 何時まで飾るの? しまい方のコツは? などなど、知っているようでちゃんと知らないことってありますよね。
そんなことを集めてみました。
端午の節句の成り立ち
桃の節句、端午の節句といいますが、節句とは季節の変わり目のこと。
季節の変わり目は今でもそうですが古来から体調を崩しやすい季節とされていました。
そんな季節の変わり目の邪気を払うため、お飾りとお供えものをして厄払いをし、無病息災を毎回願う風習があります。
それが戦国時代になるとこの時期に武将が甲冑や武具に風を通すために飾るようになったそうです。
それと相まって端午の節句に兜や武具を飾るようになったと言われています。
もちろん兜や武具は身を守るものなので男の子の健康、健全な成長をお願いするという習わしになったそうです。
兜やこいのぼりは誰が贈るの?
地方によってもいろいろ違いはあるようです。
一般的にはお嫁さん側の実家が贈るとされているようです。
これはご主人の実家で同居するのが当たり前だった時の名残のようです。
現在では、両家の実家で折半したり、赤ちゃんの両親たちが計画的に貯金をして買い求めたりケースバイケース。
お雛様はママの実家、兜はパパの実家が買うとか、食事会をする場合は赤ちゃんの両親が場を設けるとか分担するなど柔軟に対応することが多いようです。
家族が男の子の赤ちゃんの誕生を祝い、成長を願うのですから家族の誰から贈られても愛がこもっているということですね。
兜をお飾りする時期、何歳まで飾るか
遅くても節句の1~2週間前までには飾りたいですね。
絶対に5月4日から飾る一夜飾りだめです。
お正月のお飾りを大みそかに付けるのと同じく縁起が悪いと言われています。
次男三男が生まれたら一緒でいいの?
基本的には「ひとり一飾り=1セット」とされます。
兜や武具は、その赤ちゃんの身代わりとなって厄をひき受けるものとされてきました。
なので、それぞれ自分の兜や武具を持つのが良いとされています。
お父さんの兜も一緒。
厄を背負った飾り物を子供が引き継いではいけないという考えなのです。
長男には兜、次男には博多人形が甲冑を付けた鎧着飾りなど分けてあげてるという方もいるようです。
父と子供たちの兜や武具をそれぞれ飾るのが良いとされています。
スペースの問題もあるので買うときにどこに飾るのかを決めて大きさもそれに合ったものにすると良いですね。
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端午の節句の飾りの種類
*基本的に兜を飾りますが、兜に刀、弓矢を兜の両隣に配置したものが一般的です。
スペースに余裕があれば鎧もついているものもあります。
それぞれを出して飾ります。
*またお雛様もそうですが最近では兜と武具の収納用の箱がそのまま豪華な飾り棚になる収納飾りというものもあります。
*他にもアクリルケースの中にすでに配置されて入っているものもあります。
こちらは出したりかたずけたりする必要がなく便利です。
五月人形をしまうときに気を付けること
*雛人形は桃の節句が過ぎても飾り続けると婚期が遅れるといいますが、五月人形、兜に関してはそのような言い伝えはありません。
ただ、遅くなると梅雨の時期になります。
湿気を含んだまましまうことがないように5月中の晴れの湿気の低いひにしまうといいですよ。
*しまう前にお人形や兜についたほこりは綺麗に貼らい取っておくようにします。
ほこりが虫喰いやシミの原因になることがあります。
*またしまうときには衣料品用ではなく、「おひな様」用同様にお人形用の防虫剤がおすすめ。
桃の節句があるので2月ぐらいからお店に並び始めますね。
成分はピレスロイド系(エムペントリン)の防虫剤が多く、金糸や銀糸、プラスチックなどにも影響がでにくいタイプだそうです。
防虫剤は適量を二種(樟脳とナフタリンなど)併用しないようにします。
*しまう場所は直射日光が当たらず、風通しの良い、寒暖差の少ない場所をおすすめします。
寒暖差があると湿気が発生しカビの原因になるからです。
こどもの日の兜 初節句の祝いで男の子にしてあげることのまとめ
ゴールデンウィーク中の年中行事なので家にいないこともありますが必ず初節句は必ずお祝いしてあげたいですね。
また翌年以降も年に1回は出してあげたいものですね。
初節句お食事会の祝い膳には桃の節句の甘酒、菱餅などのようにちまきや柏餅を用意します。
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないので、家が絶えることなく繁栄するおめでたい食べ物と言われているそうです。
とにかく子供が喜ぶものを中心にごちそうを用意してあげましょう‼
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