仏花を造花で 仏壇に飾るのは大丈夫? 合う花と合わない花は?

なるべくお仏壇には花を欠かさないようにしたいもの。

ですが、夏場を過ぎても暑さがいつまでも続く日本の夏。

お花はアッと今に悪くなってちょっと放っておくとドロドロに腐ってしまい悪臭のもとになりますよね

切り花を長持ちさせるコツについてもこちらのサイト

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夏の切り花を長持ちさせる方法 枯れる花を日持ちさせるには?

ご紹介していますが

毎週毎週買い替えることを考えるとプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)のお供えのお花とされる方もいらっしゃいます。

私も仏壇用の仏花を頼まれることがあります。

詳しくはこちらのサイト

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お供えの花のアレンジメント プリザーブドフラワーで作ります

でご紹介しています。

では造花はどうなの? と思われますよね。

造花が良いとして、選べる花選んではいけない花は?などの基本的なことをご紹介します。


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仏壇の仏花は造花でもOK?

お花屋さんで用意されている仏花の花束でなくても造花や庭に咲いている花であっても特に問題はないとのことです。

確かに、仏花には生花がよいという風潮もありますが、維持するのは生活のいろいろな面で大変になってきて、生花どころかご供養自体が大変だと思うようになっては本末転倒だと思います。

重要なのは、ご先祖の霊に対する気持ちなので、造花であっても、心がこもったものであればよいのです。

仏教では「生あるものはいつか必ず死ぬ」という思想があるため、敢えて蕾から花が咲き誇って朽ちてしまう成果を供えるとも言われています。

仏さま、ご先祖様に敬意を表するだけでなく、そういう気持ちもいつも持って毎日暮らしましょうということなのですね。

造花を供える場合は、地域や風習、お寺や親せきなどに確認しておくのが無難です。

お仏壇のお供えのお花はプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)でもよいとされていますが、お墓参りなどで仏花を持参する場合は必ず生花を用意しましょう。

また造花であってもそろえるお花の色は

5色の場合は 白・黄・紫・赤・ピンク

3章の場合は 白・黄・紫

が基本になります。

ただし四十九日までは白い花を飾るのが一般的で、この期間は、カラフルな色は避けるべきです。

なので長い期間飾る仏花として造花を選ぶにしてもこの期間以降にという事になりますね。

よく使われるものはやはり菊、小菊(スプレーマム)、デンファレ(蘭)、アリストロメリアなどで、色も豊富です。

スプレーマムなら沢山の小菊が付いていて、デンファレもいくつもお花が付いているのでそれだけでも華やかになりますよ。

胡蝶蘭

胡蝶蘭

胡蝶蘭

胡蝶蘭

スプレーマムピンク

スプレーマムピンク

スプレーマムとリシアンサス

スプレーマムとリシアンサス

あまりきらびやかである必要はなくても喜んでいただけるぐらいの華やかさは欲しいですよね。

背の高いもの、小花のものを基本にしてちょっと短めに中ぐらいの大きさの花を下のほうに大きめのお花を持ってきて束ねてあげるだけできれいにまとまりますよ。

仏壇用造花の仏花

仏壇用造花の仏花

仏壇の仏花にふさわしくないものは?

こちらも生花の場合と一緒で棘のあるもの、つる性のもの、毒のあるもの、香りの強いものは避けます。

ただ、造花ですので実際にはどれも当てはまるものはないので、もし仏様がバラがお好きだったということなら、お供えしても大丈夫という考え方もあります。

迷ったらお寺に相談されるのが一番ですね。

つる性のものは自立できない、頼ってしまう、という意味合いから避けられるようになったそうです。

確かに造花だったとしてもつる性のものが垂れ下がっていると狭い仏壇がさらに掃除しにくくなりそうですね。

お家お家の状況に合わせて入れる花や、大きさを考えることも必要ですね。




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仏花に造花と生花の使い分けも

一度造花の仏花を用意してしまったから、必ずそれしか使えないというわけではありません。

普段は造花の仏花を使い、仏様が好きなお花の時期になったらその生花で飾ってあげる。

お盆、お彼岸、命日には生花の仏花をお供えするなど臨機応変に切り替えることも大事ですね。

お花の持ちの悪い、水替えが大変な夏場は造花の仏花で、冬場は生花にするなど季節に応じて変えても全く問題はないようです。

仏花を造花で 仏壇に飾るのは大丈夫? 合う花と合わない花は? のまとめ

仏花は故人や先祖の霊を供養するための大切なお供えでありお供えした人の心を穏やかにするためにも使われるといわれています。

なので生花であっても、造花であっても「故人や先祖の霊を供養したい」という気持ちの表れであることは変わらないです。

色などの一般的に行われている風習を踏襲すれば造花であっても大丈夫なのです。

臨機応変に造花と生花を変えたりしてくださいね。

ただ、飾りっぱなしでほこりをかぶってしまったり、色あせしてしまった花がそのまま供えられていたりしないように気を付けてください。

何をお供えするにしても、「決まり事だからしょうがない」とか、「面倒だけどしょうがない」と思異ながらするよりも、「このお花で喜んでいただきたいな~」「気に入っていただきたいな~」と思うことが必要なのですね。

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