【いつまでも可愛いペットのために】
何年も飼っていたペットのウサギちゃんが
なくなって気を落としていた生徒さん。
ウサギちゃんの納骨堂に備えるお花を
作りたいとのことでお手伝いしました。
お花をお供えしたいけれど生花はだめ
なのだとか。造花をお供えしている方も
いらっしゃるけれど、
せっかく習っているのだからと、
プリザーブドフラワーで作ることに。
実際に作っていただいたのはこちらの写真。
納骨堂のスペースがとっても狭いとのことで
大きいものは作ることはできません。
エッグスタンドを模した小さな花器を使いました。
《使ったのは花材》
プリザ:バラ、アジサイ、ユーカリ
ラグラス
アーティフィシャル:ラズベリー
その他:リボンは10㎝の長さのものを3本用意
パールビーズ3~5個
《こんな風に作ります》
1.バラは#26ワイヤーを1/3に切り
クリスクロスメソッドでワイヤリング
開花させます。
2.アジサイは#28ワイヤーを1/3に切り
ツイスティングメソッドでワイヤリング
3.ユーカリは自巻#28ワイヤーを1/3に切り
ツイスティングメソッドでワイヤリング
大きな葉は折り曲げて輪っかにして
ワイヤリングします。
4.アーティフィシャルのラズベリーには
#24ワイヤーを1/6に切り直接
挿し込みます。
取れないようにグルーを挿した所に
付けておきます。
5.リボンは10㎝の長さのもの2本を
まとめて#26ワイヤー1/3に切って
ツイスティングメソッドでワイヤリング。
#26ワイヤー1/3の中心にリボンを
蝶結びし、ワイヤーを折り曲げます。
6.パールビーズは#26ワイヤー1/4で
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Uピンを作り通しておきます。
7.花器にドライフォームをセットします。
花器の口より1㎝ほど上にフォームが
出るように大きめにフォームをセットします。
8.フォーカルポイントになるバラを
フォームの中心よりちょっと前に
フォームに対して45°の角度で挿します。
9.小さなアレンジなので
次のバラは不規則な三角形を
作るように挿します。
8と同じような角度で。
10.次に大きいアジサイを3つ目の
頂点に挿します。こちらも
8と同じような角度で。
11.周りの開いているところに
残りの花材をやはり三角形を
作りながら挿します。
12.フォームの側面にも挿すのを
忘れないように。
【いつまでも忘れないよ!】
気を落としている生徒さんと
そのご家族のために何かできないかなぁ…
と思って私が作ったのがこれ。
事前にウサギちゃんの写メをいただいて
フェルトをチクチクして作っておきました。
やはり目はぬいぐるみの可愛い茶色の
物を用意しました。
このぐらいの大きさになります。
いつも家にいて可愛いウサギちゃんを
思い出せるように、お家用のアレンジも
作っていただくように用意しました。
にんじんもフェルトで作って
おなかがすかないように…
生徒さんもこれを見てちょっと感動
してくださいました。
私が作ったのはウサギちゃんと、ニンジン。
ブリキのバケツにウサギちゃんを中心に
生徒さんにアレンジしてもらいました。
「これで、いつまでも一緒にいて
忘れないよ」って気持ちが伝わります。
ご家族にも喜んでもらえたとのこと。
ちょっとでも心をいやしてもらえたらと
思います。
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