節分と恵方巻とは

節分 恵方巻

クリスマスが終わり、年末は大掃除、おせちの用意に追われ、年が明けてお正月があっという間に終わりちょっとのんびり、一息つくと節分がやってきますね。

節分にすること

節分の日は立春の前日で、暦の上では春を迎える日なので、季節の分かれる日と言われるようになりました。定番の豆撒きはもともと大晦日に行われていたそうです。一年の終わりとはまた別に、季節の節目ということで、ここからの一年の厄払いのための豆まきが全国各地で行われています。

「追儺(ついな)式」という宮中行事がその起源で、これは新年を迎えるにあたり、旧年中に憑いたけがれをはらい、清らかな状態に戻す儀式だったそうです。今でも年末のニュースで宮中ではありませんがお寺などですす払いが行われているのを見ますよね。

古くは慶雲3年(706年)、諸国に疫病が蔓延して死者が続出したために行われたのが最初なのだそうです。 疫病も取り憑いたけがれによるものだと思われていたのですね。

その後、宮中行事とは違う形で庶民の生活に広がり、室町時代に

豆を撒き、戸口にイワシの頭を刺し、柊の枝を玄関に飾る

という現在の節分の形に落ち着いたのだそうです。

恵方巻は?

江戸時代末期に商売繁盛の願かけで始まったという説があります。戦後大阪を中心に太巻きを食べる風習が広まりました。1998年、コンビニエンスストアによっていまのように「恵方巻」という名前がついて全国的に広まりました。

その中でも、関西の一部地域では昔から『丸かぶり寿司』と呼ばれる巻き寿司を節分の日にまるごと一本無言で食べるという独特の行事があったそうです。

自家製恵方巻

自家製恵方巻



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恵方とは、その年の金運や幸せを司る神様がいらっしゃるとされる方角で、この方角は毎年変わります。昔はその恵方に向かって物事を始めるのが良いとされていたようです。初詣や初○○はその年の恵方を向かって行うと縁起が良いとされていました。

神様がいらっしゃるその年の恵方をむいて、お願い事をしながら、おしゃべりせず、切り分けずに一気に食べることで商売繁盛、無病息災のご利益を得られるとされています。

恵方巻の食べ方のポイント 1.恵方を向いて 2.黙って 3.一気にたべる

また恵方巻の中の具材は七福神にちなんで7種類の具材を使うのが良いとされています。7つもの福を巻き込んでそのまま全部体に取り込もうということですね。7つも具を入れるので太くなってしまいますが食べやすい大きさ、食べきることができる量でよいそうです。

2018年平成30年の恵方は 南南東

以降、平成37年までは下記の通り

2019年 平成31年 東北東

2020年 平成32年 西南西

2021年 平成33年 南南東

2022年 平成34年 北北西

2023年 平成35年 南南東

2024年 平成36年 東北東

2025年 平成37年 西南西

まとめ

自然界のいろいろなことに感謝をしてよい一年を過ごしたいというすべての人の願いが込められたこの行事。ちょっとづつ変化しながら続いてゆく日本の文化なんですね。

自分好みの恵方巻を作るのも楽しいですね。

あわせてこちらのサイトもどうぞ➡恵方巻レシピ 巻き方 ラップとお箸で巻けます

す巻きなしでもラップとお箸できれいに巻けます。レシピも一緒に巻き方をご覧ください。



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