フェザリングができると腕が上がる❣
以前にプリザーブドフラワーの処理に必要不可欠な技の紹介で
という記事を書きましたが、ここで紹介されていない
技術フェザリングをご紹介します。
この写真のカーネーションがフェザリングされたものです。
1つのカーネーションを切って分け小さくして使うのです。
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フェザリング
紹介した通りフェザリングは
特にカーネーションに有効なワイヤリング法です。
カーネーションを大きなままアレンジに
”ボン!”と入れてしまうとバランスが
取りにくいときがあります。
フェザリングしたらこんな風に
カーネーションが変わる!
という手法です。
フェザリングに必要なもの
カーネーション
ハサミ
フェザリングの方法
1.カーネーションの用意
カーネーションを一つ一つ加工していきます。
2.カーネーションを切る
写真のようにカーネーションを横から
バッサリ切ってしまいます。
するとこんな風にバラバラになります。
使うのは花びら部分のみ。
3.花びらを広げます
切ったら花びらを下のように広げます。
4. 3~5当分にします
大体でよいので等分に分けます。
小さくしたいとき、大きな束にしたいとき
で等分にする数を変えられます。
5.一束をまとめる
一束を親指、人差し指、中指でつまみます。
この時つまむのは根元のほうです。
花びら多めの時は4本の指を使います。
6. 花びら側を持つ
聞き手を反対の手で花びら全体を
もちます。あまり力を入れ過ぎないように
気を付けてくださいね。
7.#28ワイヤー
#28ワイヤーを用意します。
1本を1/2もしくは1/3に切ります。
切るときはワイヤー専用のハサミを使います。
コツは切った先端が針のように鋭くなるように
斜めに切ること。
後でアレンジするときにドライフォームに
挿しやすくなります。
当分だからと言って折り曲げてから切るのはNG。
先端が丸まってフォームに挿せなくなります。
8.Uピン
できたワイヤーでUピンを作ります。
できた束の数だけ用意してください。
9.Uピンを花に乗せる
Uの部分1.5㎝ほどを花の根元に乗せます。
乗せたら、まとまるように指で押さえて
あげると扱いやすくなります。
10.巻き付ける
Uピンの片方のワイヤーを2回ほど
クルクル巻き付けます。
強すぎると花びらが切れてしまうので
気を付けてください。
そのままワイヤーを上の写真で巻き付けた場所より
ちょっと下にずらし、もう一度2回ほど巻き付けます。
2か所くるくる巻くことできちっと固定される
のでテーピングしやすくなります。
11.テーピング
テープは伸ばしておきます。
こうすることで粘着性が出ます。
手にべたべたセロテープのようにつくことは
ありません。巻いたときテープ同士が
付きやすくなります。
テープの端をワイヤリングしたところに斜めに
セットします。
テープを一周させます。
右回りでも左回りでもやりやすい方で
やってください。
1~2周したらテープを下におろして
テープの上にワイヤーがきちんと乗るように
します。
テープでワイヤー全体を包むように
巻き込みます。
コツは、棒に紐を巻き付けるように
ぐるぐる巻きにしないこと
太くなって重くなります。
包み込んでそのままくるッと
巻くのがポイント。
最後まで巻かずドライフォームに挿す部分
2~3㎝はテープを巻かずにワイヤーを残します。
全部巻いてしまうとフォームに挿しにくくなり、
させたところで穴が大きくなりすぎて
外れやすくなります。
また、花の位置を変えたいときに、花を取ると
フォームに大きな穴が残りあとのアレンジが
しにくくなります。
羽根のようにふわっとできたら
大成功!
一つのカーネーションから
3つも4つも花材ができるので
アレンジには必須のテクニックです。
羽根のようにかわいらしい
カーネーションは結構大きいので
そのままアレンジに入れると存在感が
出過ぎてしまいます。
このよう分けてフェザリングすることで
ふんわりと羽のように軽やかな花材に
変身するのです。
しかも花材を増やすことにもなるので
アレンジもしやすくなります。
何色か入れるとそれだけで華やかになりますね。
ぜひフェザリングを習得してください。
ケーキアレンジなどにも最適ですよ💖
またご紹介しますね❣
お楽しみに。
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