フラワーアレンジメントで欠かせないのが葉っぱ。
いろいろな葉っぱがありますが1つの葉を色々な形に変化させて効果的に使うことができますよ。
線のライン生かして長く使ったり、折り曲げて空間を意識した使い方をしたり、丸めて足元(花を挿しているところ)を隠したり、垂らしてみたり、輪を作ってみたり・・・
いろいろな表情が出てくるので工夫してアレンジメントに入れてみてくださいね。
その方法をご紹介します。
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葉の加工に必要なもの
ハサミとホチキスと緑の油性マジック‼
これだけあればいろいろできます。
ホチキスの歯の表面に出るところをグリーンの油性マジックで塗ってしまいます。
すると葉を留めたときも違和感がなくなりますよ。
葉っぱを色々な形にしてみましょう!

ドラセナの葉
ドラセナは大きな株にシュッとした長いしっかりした葉が付いています。
切り分けて大きなアレンジにそのまま豪華に使いますが普通の大きさのアレンジや生け花にも一工夫して使います。
1. 丸める
大きな輪を作ることで空間を埋めることに使います。
フンワリ丸めてホチキスで留めます。
ドラセナには硬い中心があるのでアレンジに挿すのに使います。
その上の部分でホチキスで留めます。

丸める
2. 大きな円を作らずにずらして丸を作って重なったところでホチキスで留めます。
ドラセナの下の硬い葉脈を3㎝ほど残して周りの柔らかい葉を自然な葉の形に見えるように切ります。
丸めた円を葉のどの部分に作るかはアレンジの大きさや葉を入れる場所によって変えれば表情が変わってきますよ。

ずらして重ねる
3. ホチキスを使わずに葉の中心に葉脈にをって切れ目を入れます。
そこに葉の先端を差し込むことで輪を作ることができます。
アレンジの中で線を表現したいときに使えます。
長すぎる葉を切って使うと唐突な感じがする場合があります。
円にすることで
柔らかい表情を作ることができます。

穴に通す

穴に通す
4. 葉をねじりながら丸めてホチキスで留めても面白いです。

丸めてホチキスで留める
残ってしまった茎の近くも形を整えることで足元などを隠すのに使えます。

根元を使う
5. 普通に1重、2重に丸めてホチキスで留めて使うとボリュームが出ます。

ホチキスを目立たないよにするには
ホチキスをグリーンの油性マジックで染めておくとホチキスも隠れるので塗っておいてくださいね。
長いドラセナなら2重に丸めるととってもぼりゅうむが出ます。
この輪の間にお花を挿せばそれだけでも花留めになり足元も隠れてしまいますよ。
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ドラセナ丸める
2重に丸めた後ろ側でホチキス留めします。

後ろで留める
6. きれいに結んでそのまま使うのもあり❣
ほどけそうなら結びめの見えないところでホチキス留めすればスッキリしますよ。

ドラセナを結ぶ
アイビーは垂れ下がるだけと思っていませんか?
アイビーにワイヤーをかけるだけで流れが自由自在に変えることができます。
1. 円にしたり、アレンジの上にかけることでアーチのように見せることもできます。
アイビーの先端に自巻きの26番ワイヤー(アイビーが細い場合は28番ワイヤー)の先端をまきつけます。
これをセキュアリングメソッドといいます。
ワイヤリングの方法についてはこちらのサイト
で詳しく説明していますので見てくださいね。
ワイヤーをそのままアイビーの茎に自然に巻きつけます。
ぐるぐる巻きにはしません。
柔らかくふんわりと巻きつけるだけで大丈夫です。
アレンジメントでフォームに挿して後は作りたい形に曲げて使えます。
アレンジメントの周囲に巻いてみたり、縦にアーチのように入れたり、アレンジメントの中にループ状に入れてその間にお花を挿したり、いろいろな形にアレンジできます。

セキュアリングメソッド

セキュアリングメソッド
2. 葉自体に動きを出したいときは葉にソーイングメソッドでワイヤリングします。
ソーイングメソッドのワイヤリング方法も先ほどのワイヤリング説明サイト
で確認してくださいね。
自巻きの番ワイヤーで葉の葉脈を1針だけ縫います。
あとは葉の茎にワイヤーを巻きつけておしまい。
こうすることで葉をそらせたりして表情豊かにすることができます。

ソーイングメソッド
こんな丸い葉も半分に軽く曲げてホチキスで留めるとリボンのように使うことができます。

ユーカリポポラス

ユーカリポポラスを丸めて
こんな葉を沢山重ねることでグリーンのリボンのようにアレンジに入れることができます。
枝ものだと大きなアレンジに入れるだけと思いがちですがこんな加工をするだけで小さなアレンジの中にも使うことができます。
フラワーアレンジメントで葉を使うときのコツ いろいろな使い方がでいますのまとめ
ラインのグリーン、つる性のグリーン、枝もののグリーンといろいろな形のグリーンの使い方をご紹介しました。
意外な使い方でいろいろな表情を引き出すことができます。
いろいろなアレンジにも使えるので是非使ってみてくださいね。
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